アルファタウリF1の角田裕毅 「ルーキーシーズンでの最大の学びは自信を高めること」
アルファタウリF1の角田裕毅は、2021年のルーキーシーズンの最大の学びは自信を高めることだったと振り返る。

デビュー戦F1バーレーンGPで9位入賞を果たした角田裕毅は、高い期待を背負ってF1シーンに登場したが、その後はミスやクラッシュが多発。無線での発言も印象を下げていき、自信を失って悪循環に入っていった。

レッドブルF1は、角田裕毅をイギリスからアルファタウリの拠点のあるイタリア・ファエンツァに転居させ、チーム代表のフランツ・トストの監督のもと、厳しいトレーニングと準備スケジュールを立てた。

シーズン後半の角田裕毅は、パフォーマンスはより安定させ、最終戦F1アブダビGPでのキャリアベストの4位フィニッシュしてシーズンを締めくくった。

ルーキーシーズンで学んだ最大の学びについて質問された角田裕毅は「ドライビングに関して自信が持てていませんでした」と認める。

「どのように自信をつけるか、レースウィークとどのように関与していくか、どのようにアプローチし、どのように進歩するかもそうですね。特にそれらの部分で多くのことを学びました」

「ソーシャルメディアもそうかもしれません」

「もちろん、僕が学んだことはたくさんあると思いますが、それら2つは僕が学んだ最大のトピックでした」

角田裕毅は初シーズンを32ポイントを獲得して終えたが、それはチームメイトのピエール・ガスリーの3分の1未満だった。しかし、ガスリーはミッドフィールドで傑出したパフォーマーであり、2022年にマックス・フェルスタッペンのチームメイトとしてレッドブル・レーシング復帰の可能性も引き起こした。

ピエール・ガスリーは自身のパフォーマンスについて「もう少し成長したように感じている。より一貫性があり、より速くなった」と2021年について振り返る。

「だから、今年(2021年)はベストイヤーだったと思う。経験を積むと、スポーツでは良くなっていくものだし、2022年はさらに一歩前進すると思う」

「どこにでも改善の余地は常にあるけど、2021年はかなり素晴らしかった」

2022年もアルファタウリF1はピエール・ガスリーと角田裕毅のラインナップを継続。2月14日のバレンタインデーに新車『AT03』を発表する。

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / スクーデリア・アルファタウリ