角田裕毅 「モナコで学んだ経験をアゼルバイジャンで生かしたい」 / アルファタウリ・ホンダ F1アゼルバイジャンGP プレビュー
アルファタウリ・ホンダF1の角田裕毅が、2021年のF1世界選手権 第6戦 F1アゼルバイジャンGPへの意気込みを語った。

開幕戦F1バーレーンでの9位入賞以来、ノーポイントが続いている角田裕毅。プラクティスや予選が課題となっており、特にモナコではFP2でクラッシュして多くの走行時間を失った。それらの教訓を今週末のアゼルバイジャンでは生かしていきたいと語る。

「バクーは僕にとってまた新しい経験になりますし、公道サーキットであるモナコで学んだ教訓を生かせるはずです」と角田裕毅は語る。

「モナコでのレースに向けての計画は、プラクティスで周回数を最大にすることでしたが、残念ながらFP2でウオールにヒットしてしまいました。それが先週末の主なマイナス面でした」

「クラッシュのせいで自信を失ったとは感じませんでしたが、予選ではたとえば高速コーナーでの最後の自信が非常に重要なので、重要な教訓を学びました。特に公道ではウオールにぶつかって駄目ということです!」

「初めてのモナコは本当に楽しかった。FP2でのあの瞬間までは素晴らしい経験だったし、本当に楽しかった。全体的に、5レースを終えた今、レース週末により慣れてきていると感じていますし、驚くことが少なくなり、コントロールしやすくなったと感じています」

「木曜日にいろいろなメディアワークがあることなど、今年の初めには驚いていたいくつかのことにも慣れました。そこにエネルギーの多くを使い果たしていましたが、今はすべてに慣れていますし、それはポジティブなことです」

「技術的な側面はまだかなり挑戦的です。特に現在の状況では、マシンのセットアップに少し苦労しています。5レースしか経験していないので、それは普通のことだと思いますが、重要なことは、クルマについて多くのことを学んでいるということです」

「マインドセットは良好ですし、良い状態にあるので、物事は正しい方向に進んでいると思います。プレッシャーはまだありますが、F1ドライバーとして毎分を楽しんでいますし、新しいトラックでは常に新しいことに対処する必要があります」

「モナコでは、ファンを会ったり、ドライバーの名前を呼んでいるのを聞いたりするという新しい経験さえありましたし、本当にクレイジーに感じました」

「今週はバクーです。レースをしたことはありませんが、もちろんシミュレーターで運転しました。ほとんどのコーナーが90度ターンですし、ほぼすべてのコーナーが同じようなスピードレンジで入るので面白いと思います」

「また新たなのストリートサーキットですが、モナコよりも少し順応しやすいように見えます。もっと良い状況になることを願っています。繰り返しになりますが、できるだけ多くの周回を試みていきますし、主な目的は、プラクティスと予選でウオールに近づきすぎないようにすることです。モナコでの経験とそこで学んだすべてをアゼルバイジャンで生かすつもりです」

「シーズンの初めからチームがクルマで成し遂げた明確な進歩に満足しています。確かに結果はまだまとまっておらず、僕は急な学習曲線の中にいます。もっと学ぶためにエンジニアとできるだけ多くの時間をかけて話をしているし、それがシーズンを通して進歩し続けるのに役立つことを願っています」

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カテゴリー: F1 / 角田裕毅 / ホンダF1 / F1アゼルバイジャンGP / スクーデリア・アルファタウリ