フォルクスワーゲンCEO、アウディとポルシェの2026年のF1参戦を断言
フォルクスワーゲンのCEOを務めるヘルベルト・ディースは、同グループの取締役会は、アウディとポルシェのF1参戦がコストよりも多くのお金をもたらすことで納得し、F1への参戦を決定したと語った。

ドイツの自動車メーカーが本社を置くヴォルフスブルクでのイベントで、ヘルベルト・ディースは、アウディとポリシェの計画についての取締役会による議論でいくつかの意見の相違を生まれたと認めた。

しかし、最終的には、フォルクスワーゲンの中国事業に次ぐグループの最も重要な収入源である2つのブランドが、F1に参戦しない場合よりも、ヴォルフスブルクのために多くのお金をもたらすと主張した。

「議論をされ尽くした」とヘルベルト・ディースは語った。

過去10年間、フォルクスワーゲンのドイツのライバルであるメルセデスが支配してきたF1に参入するために、2つのブランドがパートナーシップを交渉しているという憶測が数か月あった。

ヘルベルト・ディースは、ポルシェがのF1参戦の準備はアウディよりも少し具体的だったと語った。

アウディはF1参入手段として既存チームの買収を目指しているとされ、今年3月にはマクラーレンに約5億ユーロ(5億5,630万ドル)を提供する準備ができていると報じられていた。一方、ポルシェはレッドブル・レーシングとのパートナーシップが確実視されている。

ブランドの経済的議論に加えて、F1の高い広告効果も明らかに説得力があった。ヘルベルト・ディースは、結果としてポルシェは他のレース活動を減らし、F1サーキットにもっと集中するだろうと言った。

決定は、フォルクスワーゲンが今年の第4四半期にポルシェAGの上場の可能性を準備している時期に下される。

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カテゴリー: F1 / フォルクスワーゲン / アウディ / ポルシェ