セバスチャン・ベッテル、F1サウジアラビアGPの出場も微妙
4回のF1ワールドチャンピオンであるセバスチャン・ベッテルは、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たことで2022年F1開幕戦バーレーングランプリの欠場を余儀なくされた。
リザーブドライバーのニコ・ヒュルケンベルグが急遽代役として呼ばれたが、完走したマシンの最下位となる17位と苦労した。
アストンマーティンF1のチーム代表であるマイク・クラックは、セバススチャン・ベッテルが今週末のサウジアラビアグランプリのレースに間に合うかどうか確信がないと認める。
「彼はデブリーフィングに参加していて、数日前よりも苦しそうには聞こえなかった」とマイク・クラックは語った。
「しかし、我々には分からないことだ。今後数日で彼がどうなるか見ていく。彼がすぐに戻ってくることを願っている」
セバスチャン・ベッテルがレースに出場するためには、サウジアラビアの検疫規則とアストンマーティンF1で設定された内部規則の両方に合格する必要がある。
「両方だが、正直なところ、私はサウジアラビアの規制を100％認識していない」とマイク・クラックは語った。
「彼が検査で陰性であれば、それは簡単だろう。2週間後よりも今すぐ入手したほうがいい」
ニコ・ヒュルケンベルグも、2020年以来初めて復帰したバーレーンに続き、再びレースに出場するかどうか確信が持てていない。
ジェッダでレースをする兆候はあるかと質問されたニコ・ヒュルケンベルグは「いいえ、まだだ。僕には分からない」と語った。
「いずれにしろ、リザーブドライバーとしてスタンバイしている。木曜日か金曜日にわかると思う」
アストンマーティンF1にとって開幕戦は厳しい週末となり、ニコ・ヒュルケンベルグとランス・ストロールはそれぞれ17位と12位でフィニッシュした。
ニコ・ヒュルケンベルグは、レース中は「しがみついていた」と語った。
「戦闘モードでは、非常に困難だった。最初は大丈夫だっが。でも、とにかくしがみついていた。僕にとってそれは大変だった」
「新しいフレッシュなタイヤで走るというモードから抜け出し、限界がさらに厳しくなることを知った後は、車をもっと管理し、理解する必要がある。それは難しかった」
「大きな学習経験だった。内容は良かったと思う、その後、僕は何人かをーバーテイクしようとした。、ターン1で少しブレーキを外してしまった。それ以降はある意味で下降スパイラルだった」
「すぐに周回遅れにされて、どんどん順位を下げていった。でも、それは仕方ないことだ」
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