セバスチャン・ベッテル ポールポジション
予選はいかがでしたか?集中するのが難しかったのでは?
「全員がかなり長い時間ガレージで待たなければならなかった。最初に言いたい重要なメッセージは、全員のドライバーが無事だということだ。ターン9で3人のドライバーがコースアウトした。ラインが少しでも膨らむと非常にトリッキーな場所だ。クルマが縁石に乗ったら、コントロールが効かなくなる。コントロールを取り戻した時にはすでに遅く、退避エリアも狭い。ティモはステアリングにトラブルがあったように見えた。かなり怖しいアクシデントだったので、彼が無事だったのは運が良かった。Q3のレッドフラッグは明らかに混乱を招いた。先週末の燃料搭載量と同じで、それに助けられる可能性もあったが、痛手となる可能性もあった。今回の僕たちは助けられたと思う。総合的に? もちろんハッピーだよ」

鈴鹿はコンペティティブな戦いができると思っていましたか?今回のポールポジションは予想通りですか?
「答えはイエスだが、どのぐらいコンペティティブな戦いができるかは分からなかった。Q1を見れば分かるように、厳しい接戦だ。今年はアップダウンがあって、異なるクルマがトップになったり、また中段グループに戻ったり、その逆も起きた。だから、ポールポジションを予想するのは不可能だった。でも、力強い戦いができるだろうとは思っていたし、幸い、それは当たっていた。Q1、Q2、Q3の各セッションはわずか1回の走行で最速タイムを出すことができた。かなりシンプルで良い戦いができた。マークは残念だった。午前中のクラッシュはそれほど激しいものではなかったが、クルマの修理が間に合わなかったため、予選に出場できなかった。あのアクシデントがなければ、彼が1位だったかも知れないし、クルマも好調だっただろう。特に第1セクターにはとても満足している。とても順調で、特に燃料が少ない時のSコーナーの登り坂は楽しかった。2006年以来の、まだ2回目の鈴鹿なので、とても楽しかった。このコースは好きだ」

2006年に鈴鹿へ来たことは、昨日のウェットコンディションで役に立ちましたか?
「少なくとも、コースは分かっていたからね。2006年はウェットで、最初はどうしたら良いか分からなかったけれど、トラクションコントロールがあったのは正直言ってかなりラッキーだったんだ。かなりハッピーでもあった。数周走るまではコースも分からなかったからね。今年は、この問題はなかった。昨日はウェットコンディションの中でスタートしたので、本格的なドライコンディションで走るのは今日が初めてだった。でも、もちろんコースを知っているのは重要だ。それと、遠征レースが始まる前に、ミルトンキーンズのシミュレーターでも練習した。これも役に立っていると思う」

結果&タイム
F1日本GP 予選:セバスチャン・ベッテルがポールポジション

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング