F1 セバスチャン・ベッテル ミハエル・シューマッハ
セバスチャン・ベッテルは、友人であり、師匠でもあるミハエル・シューマッハのアドバイスを懐かしく感じているようだ。

今年、フェラーリはグリッドで最強のマシンと評されているが、セバスチャン・ベッテル自身のミスやフェラーリの戦略ミスによって数々のチャンスを逃しており、結果的にメルセデスとルイス・ハミルトンにチャンピオンシップでリードを許している。

セバスチャン・ベッテルは、2013年末にスキー事故で脳に重傷を負って以降、表舞台から姿を消しているミハエル・シューマッハからのインプットがないことを寂しく思っていると認める。

「彼が健康だったが、たくさんのことを彼に尋ねていただろう」とセバスチャン・ベッテルは Sport Bild にコメント。

「運転の方法を教えてもらう必要はないけど、背景にある多くの事柄などを聞きたい。チームワーク、F1の政治などね。彼はフェラーリ時代に多くの経験をしてきた」

元F1ワールドチャンピオンのミカ・ハッキネンは、2018年シーズンのフェラーリとセバスチャン・ベッテルの“多くのミスと不可解な決断”に疑問を投げかけている。

「セバスチャンは、ミハエル・シューマッハに助言を求めることができればと言っているが、私もその理由は理解できる」とミカ・ハッキネンは Unibet のコラムでコメント。

「ミハエルは、マネジメントや上級技術スタッフと非常に密接に仕事をして、フェラーリチームから最大限を引き出す方法を知っていた。ベッテルはチーム内で彼に必要なサポートを受けるための信頼を失っているように見える」

元F1の最高責任者であるバーニー・エクレストンもミカ・ハッキネンと同じ意見を持っているようだ。

「すべてはすでに決まっている。ハミルトンがワールドチャンピオンだ」とバーニー・エクレストンは Blick にコメント。

「残念ながら、フェラーリはモンツァとシンガポールで戦略で失敗した。シューマッハがいたフェラーリではそのようなことは決して起こらなかった」

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