セバスチャン・ベッテル 日本グランプリ
セバスチャン・ベッテルは、F1日本グランプリをノーポイントに終えたことで、チャンピオンシップでの自力優勝の可能性が消滅した。

フロントローからスタートしたセバスチャン・ベッテルだが、レース序盤にパワー不足を訴えて後退。フェラーリは4周目にベッテルをピットに呼び寄せ、最終的にリタイアさせることになった。

セバスチャン・ベッテルは、この3戦で2度のリタイアを喫している。鈴鹿でルイス・ハミルトンが優勝したことで、ポイント差は59ポイントとなり、4戦を残して自力優勝の可能性はなくなった。(ベッテルが残り4戦で全勝しても、ハミルトンが4戦すべてを5位以下で終えないかぎり、ハミルトンがタイトルを獲得)

セバスチャン・ベッテルは、前戦マレーシアGPの予選でシリンダーヘッドのエンテークマニホールドの故障が発生して最後尾スタートを強いられており、チームメイトのキミ・ライコネンもグリッドで同じ問題が発生してレースをスタートすることができなかった。

フェラーリは、F1日本グランプリでのセバスチャン・ベッテルのリタイアはエンジンのスパークプラグの不具合が原因だと説明した。

「最初からセバスチャン・ベッテルは、コンプレッサーのシリンダーヘットのスパークプラグが故障しており、戦うためのチャンスを奪われていた」とフェラーリは述べた。

「5号車はピットに戻るように指示され、メカニックは問題の修復を試みた。だが、数分後、セブはコックピットから降りた。スパークプラグが壊れており、続けても意味はなかった」

「だが、キミのパフォーマンスは、チームとクルマには仕事を成し遂げる力があることを証明した。我々は数字が終わりだと言うまで戦っていく」

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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル