セバスチャン・ベッテル 「ここ数年にはない良いスタートが切れた」
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セバスチャン・ベッテルは、バレンシアテスト初日に新車RB7でトップタイムを記録。2011年F1マシンでは2番手となるフェルナンド・アロンソのF150にコンマ7秒の差をつけた。
「やっぱり最下位よりもランキングのトップにいる方がいいと思う」とセバスチャン・ベッテルはコメント。
「初日だし、周回を重ねることが最も重要だった。僕たちはそれができたし、93周を走った。かなりの偉業だと思うし、振り返ってみてもここ2〜3年で初日にこんなに良かったことはない。なので、とてもいい兆候だね」
「その上で、クルマをかなり勘的に感じられたし、今日は楽しめた。良いスタートが切れたと思う」
セバスチャン・ベッテルは、今日が長いシーズンの初日だと強調するが、今日のペースによって、ライバルにメッセージを送れたことに満足していると語る。
「今日は僕たちの大部分にとって一日目だ。道のりはとても長い。バーレーンで再びレースを開始するまで長いテストシーズンがあるし、そのあとも20戦というとっても長いシーズンがある。なので、たとえ最高のクルマでスタートしたとしても、物事は変わっていく可能性があるので、開発を維持する必要がある」
「たった今、僕たちは第一歩を踏み出した。ここまで成し遂げたものに満足していいと思うし、誇りに思っていいと思う。1日目だし、アブダビとここでは10週間くらいしか時間がなかったけど、クルマを作ったみんなにとって、何も問題がなかったのは良いニュースだと思う」
だが、セバスチャン・ベッテルは、この早い段階でライバルを判断したくはないと語る。
「現段階で言うのは難しいし、全部のクルマを見たわけではない。特にマクラーレンはまだトラックにいないしね」
「今日は初日の軽い走行なので、結論を出すのはとても難しい。僕たちがどこにいるかを確認するにはもっと多くの走行をしてみる必要がある」
「僕たちに全員にとってプラクティスだし、プログラムも違えば、日数も違う。ビックチームを意識する必要がある。僕たちもそうだといいけど。僕たちの他では、マクラーレン、フェラーリ、メルセデスが論理的にそうだし、昨日みた興味深いコンセプトを採用しているルノーのようなサプライズもある。なので、様子を見てみるよ」
「全体的には去年とは違っているし、多くのことが変化している。特にディフューザー、マシンのフロアは去年と比較して複雑ではなくなっている。フロアはかなりシンプルだし、それは僕たち全員にとって同じことだ。今年は押さなければならないボタンも多い」
「なので、そのようなことにどのように取り掛かればいいか様子を見てみるつもりだ。そのトップは新しいタイヤだ。クルマは少し違う感じがするけど、結局はそんなに大きく違わないと思う」
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カテゴリー: F1 / セバスチャン・ベッテル / レッドブル・レーシング