マックス・フェルスタッペン F1無線で皮肉「黄旗なら全開で行けるよね?」
マックス・フェルスタッペン(レッドブル)は2026年F1第8戦オーストリアGP決勝中、ジョージ・ラッセル(メルセデス)の前日の予選を皮肉るジョークをチーム無線で飛ばしていたことが明らかになった。

テレビ中継では放送されなかった無線では、ウィリアムズのカルロス・サインツJr.がスタート・フィニッシュストレート上でマシントラブルによりストップし、黄旗が提示された際のやり取りが記録されていた。

予選での黄旗騒動をジョークに
レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼはフェルスタッペンに対し、「ターン10はイエロー。スタート・フィニッシュライン全体がダブルイエロー。ここはイエロー、そしてダブルイエロー」と注意を促した。

これに対しフェルスタッペンは、すかさず「それって全開で行けるってこと? あのマシンの横を?」と返答。その直後に「冗談だよ」と付け加えた。

この発言は、前日の予選Q3で起きた論争を意識したものだった。

ラッセルは最終アタックでポールポジションを獲得したが、そのラップ中にターン9でクラッシュしたフェルスタッペンによる黄旗区間を通過していたため、ラップが有効かどうかが審議対象となった。

当初はシングルイエローが提示され、その後ダブルイエローへ切り替わったが、ラッセルはその前に現場を通過。メルセデスはテレメトリーデータを提出し、ラッセルが事故現場の約100メートル手前でアクセルを戻して減速していたことを証明したため、ポールポジションは正式に認められた。

フェルスタッペンの「全開で行けるよね?」という冗談は、この一件を踏まえた皮肉だったとみられる。

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)

優勝争いに復帰したレッドブル
決勝で5番グリッドからスタートしたフェルスタッペンは、力強い追い上げを見せて2位でフィニッシュ。最終ピットストップ後にはラッセルとの差が約11秒あったものの、その差を急速に縮め、最終的には1.6秒差まで迫った。

レース後、アンダーカットを狙うべきだったかと問われたフェルスタッペンは、その判断は結果論だとしつつも、自身のタイヤマネジメントには自信があったと振り返った。

「後からなら何とでも言えるけど、あとで振り返って検証することになる」

「タイヤではまだ長いスティントが残っていた。でも同時に、僕のデグラデーションはジョージより少し良かったので、もし前に出られていたとしても抑え切れたと思う」

「最近は厳しいレースが続いていたけど、今回は久しぶりに優勝争いができた。今シーズンで初めて勝利を争えたし、チームにとって大きな前進だ」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP