マックス・フェルスタッペン 黄旗対応に驚き「シングルイエローはクレイジー」
2026年F1第8戦オーストリアGP予選でクラッシュを喫したマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は、自身の事故にもかかわらずコース上がシングルイエローフラッグのままだったことについて「かなりクレイジーだ」と驚きを示した。

Q3終盤のターン9でクラッシュしたフェルスタッペンは5番手となった一方、シングルイエロー区間を通過したジョージ・ラッセル(メルセデス)は適切に減速したと判断され、ポールポジション獲得が認められた。

「ダブルイエローではなかったことに驚いた」
フェルスタッペンは予選後、テレビインタビューエリアで初めてシングルイエローだったことを知り、その判断に驚きを隠さなかった。

「今初めて聞いたよ。それはかなりクレイジーだね」

ダブルイエローフラッグであれば、その区間を通過したドライバーは大幅な減速と停止できる準備が義務付けられ、ラップタイムは事実上無効となる。しかし実際にはシングルイエローが掲示されていたため、ラッセルは減速を行ったうえでアタックを続け、ポールポジションを獲得した。

フェルスタッペン自身はクラッシュ前のラップでターン6でも挙動を乱していたが、本格的にコントロールを失ったのはターン9だったという。

「ターン9でステアリングを切った瞬間にマシンが行ってしまった。ダウンフォースが少し失われたような感覚だった」

「オーバーステアになることはある。でもマシンには何も変更を加えていなかったし、ある程度の余裕があることも分かっていた。だから少しだけプッシュしたんだ。無茶なレベルではない。でもステアリングを切った瞬間、本当に一気にグリップを失ってしまった」

マックス・フェルスタッペン

リアウイング説は否定
チームメイトのアイザック・ハジャーは、ストレートモード解除時にリアウイングが正常に閉じなかった可能性を指摘していたが、フェルスタッペンはそれが主因ではないとの見方を示した。

「その件については把握している。他チームも認識していると思うし、すでに対策も講じている。僕もその対応はしていた」

「通常ならオーバーステアは修正できる。でも今回はまったくコントロールできなかった。残念ながらどうすることもできなかった」

Q2のタイヤ戦略には手応え
フェルスタッペンはQ2で新品タイヤを温存する戦略を採用し、3セットのみで予選に臨んだ。その判断には満足しているという。

「ボーダーラインになることは分かっていた。カットラインがどのくらいになるかも予想していたからね」

「それでもチームと一緒に取る価値のあるリスクだと思った。新品タイヤは3セットしかなかったから、Q3で2セット残して他のドライバーと同じ条件で戦いたかった。確かに際どかったけどね」

Q3最初のアタックは週末ベストとも言える内容だったと振り返る一方、ポール争いは厳しかったとも認めた。

「Q3最初のラップは本当に良かった。この週末で一番のラップだったと思う」

「それでもポールには届かなかったと思う。最後のラップも、ターン6で起きたことが少し影響していた。そして最後はクラッシュしてしまった」

「それでも3番手は十分狙えたと思う。メルセデスは高速コーナーで僕たちより少し強かったね」

今回のクラッシュによりフェルスタッペンは予選5番手となったが、本人はマシンの一発の速さには一定の手応えを感じており、決勝では上位進出を目指すことになる。

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP