フェラーリF1代表 戦略ミスを認める「メルセデスを意識しすぎた」
フェラーリ代表のフレデリック・バスールは、2026年F1第8戦オーストリアGPでチームがメルセデスを過度に意識したことが、戦略判断を誤る一因になったと認めた。

予選ではシャルル・ルクレールが2番手、ルイス・ハミルトンが3番手を獲得。ジョージ・ラッセルが最後のアタックで逆転ポールを決めたことでフロントロウ独占は逃したものの、フェラーリは好位置から決勝を迎えた。

しかし決勝では期待したペースを発揮できず、ハミルトンは5位、ルクレールは周回遅れの8位に終わる厳しいレースとなった。

メルセデスを追いすぎた戦略を認める
レース後、バスールはチームがメルセデスとの戦いに意識を向けすぎたことを率直に認めた。

「振り返ってみると、今日はメルセデスを意識しすぎていたかもしれない」

「2台とも序盤にプッシュしすぎたし、現実的には自分たちのレースではなかったにもかかわらず、彼らについていこうとして戦略面でも少し攻めすぎてしまった」

「今回の経験から学び、自分たち自身に焦点を戻したい。そしてすぐに来週のイギリスGPへ気持ちを切り替える」

レース中にはハミルトンもメルセデスとの戦いで戦略的な駆け引きが可能だと示唆していたが、結果的にはその戦略が実を結ぶことはなく、フェラーリは本来のレース運びを見失った形となった。

スクーデリア・フェラーリ

予選の速さを決勝につなげられず
フェラーリはオーストリアGPで改良版パワーユニットを投入。金曜日は旧仕様で走行し、土曜日から新仕様を使用する形で週末を進めた。

一方で、バスールはバルセロナ・カタルーニャGPでの勝利後だけに、今回の内容には満足できなかったと振り返る。

「バルセロナのあとだっただけに厳しい週末だった」

「金曜日のFP1とFP2では非常に苦戦し、レースを想定したコンディションで十分なロングランをこなすことができなかった。その時点で週末のスタートがうまく切れなかったと思う」

「最終的には予選でパフォーマンスを取り戻し、2番手と3番手を獲得できたのは良い結果だった。しかし、決勝に向けた準備という点では、本来あるべきレベルまで仕上げることができなかった」

今回のオーストリアGPでは、フェラーリは一発の速さを示した一方で、決勝に向けたセットアップや戦略面で課題を残した。バスールはその反省を踏まえ、チームは早くも次戦イギリスGPでの巻き返しへ向けて準備を進める考えを示している。

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カテゴリー: F1 / スクーデリア・フェラーリ / F1オーストリアGP