マックス・フェルスタッペンのニュル敗因 “攻めすぎ”説をチームメイトが一蹴
マックス・フェルスタッペンは、ニュルブルクリンク24時間レースで終盤まで首位を争いながらも、ドライブシャフトのトラブルによって優勝を逃した。しかし、その原因がフェルスタッペンの“攻めすぎ”にあったのではないかという見方について、チームメイトたちは明確に否定している。

フェルスタッペンは2026年仕様のメルセデスAMG GT3でニュルブルクリンクに参戦。レース終盤までトップを快走していたが、ダニエル・ジュンカデラがステアリングを握っていた際にマシンがトラブルに見舞われ、大きく後退した。

“攻めすぎ”説をチームメイトが否定
レース後には、マックス・フェルスタッペンのアグレッシブなドライビングスタイルが故障を引き起こしたのではないかとの声も上がった。特に、縁石の使い方やGT3での激しいオーバーテイクが原因だった可能性が議論された。

しかし、ダニエル・ジュンカデラはその見方を否定した。

「実際には最後の数時間はかなり慎重に走っていたんだ」

さらに、元F1ドライバーのゲルハルト・ベルガーを叔父に持つルーカス・アウアーも、ノルドシュライフェでは縁石を積極的に使うのが当然だと説明した。

「ここではそういうものなんだ。生き残るためには必要なことだよ」

フェルスタッペン効果でニュルに35万人超
今回のニュルブルクリンク24時間レースは、週末を通じて35万2000人の観客を集め、史上初の完売開催となった。その背景には、マックス・フェルスタッペン参戦による“F1効果”があったと見られている。

メルセデスAMGカスタマーレーシングの責任者シュテファン・ヴェンドルは、オランダ人ドライバーの影響力を高く評価した。

「マックスのおかげで、普段はF1しか見ないファンも多く来場している」

「彼らは、ここがまったく異なるモータースポーツだということを目にしている。特にホイール・トゥ・ホイールの激しい戦いは、彼らにとって新鮮なのかもしれない」

一方で、ヴェンドルは“F1批判”に話を広げることは避けつつ、フェルスタッペンの適応能力にも驚きを隠さなかった。

「マックスが今後も我々を選んでくれたことを誇りに思う。多くの人が、彼が別カテゴリーのクルマにここまで早く適応することに驚いているが、私はもう驚かなくなっている」

「これほど短時間で適応するドライバーを私は見たことがない。現役F1ドライバーが、純粋にレースへの情熱だけでこのプログラムに参加していること自体が特別なんだ」

メルセデスはアントネッリ参戦に慎重姿勢
その一方で、メルセデスF1はキミ・アントネッリをすぐにニュルブルクリンクへ送り込む考えはないようだ。

アントネッリが今年中にニュルブルクリンク参戦ライセンス取得を目指す可能性について問われたメルセデスF1副代表のブラッドリー・ロードは、明確に否定した。

「いや」

「彼とはその話をしたよ。でも冗談だったと思う。もしかしたら4回タイトルを獲ったあとなら挑戦できるかもしれないね」

「マックス・フェルスタッペンには、それだけの経験がある。アントネッリはF1に完全に集中するべきだ」

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング