マックス・フェルスタッペン F1アブダビGP初日「まだ速さが足りない」
マックス・フェルスタッペンは、アブダビGP初日のプラクティスを終えてマシンのバランスには「かなり満足」したものの、現時点では「勝負するには速さが足りない」と厳しい見通しを示した。

フェルスタッペンはランキングトップのランド・ノリスに12ポイント差の2番手で最終戦に臨んでいるが、金曜はノリスが2セッション連続でトップタイムを記録。

フェルスタッペンはFP2で0.363秒差の2番手に留まり、逆転タイトルに向けて課題が残る内容となった。

マシンバランスには満足も「速さが足りない」
フェルスタッペンは初日の手応えについて問われると、「全体的には悪くない。マシンにはかなり満足している」と述べつつも、「もっと速くなければいけない」と率直に語った。

「まだ十分な速さがない。でも、我々としては“悪くないウインドウ”に入っているとは思う」

レッドブルは今季悩まされ続けている“バウンシング”と挙動の荒さに依然として苦しんでおり、アブダビでもその課題が解消しきれていないという。

「そこは常に戦わなければいけない部分で、今に始まったことではない」

マックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング) アブダビグランプリ

必要なのはショートもロングも「両方の改善」
エンジニアが改善できる余地があるかを問われたフェルスタッペンは、「かなり大きな差を埋める必要がありそうだ」と慎重な姿勢を見せつつも、夜の作業で何ができるかに期待を寄せた。

「我々としてはベストなクルマを出すだけ。どれくらい改善できるか見てみよう」

さらに、改善が必要なのは予選向けの単発ペースか、決勝向けのロングランかという質問には、即答でこう返している。

「いや、両方だ。シングルラップもロングランも、もっと良くしないといけない」

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