フェルスタッペン ペレスはキャデラックF1に「非常に価値ある存在」

メキシコ人ドライバーであるペレスは、バルテリ・ボッタスとともにゼネラルモーターズが支援する新チームに加入し、新たなチームに豊富な経験をもたらすことになる。これはキャデラックがF1に定着するうえで重要な要素だとフェルスタッペンは考えている。
パドックで最も新しいチームにペレスが何をもたらすのかを問われたとき、フェルスタッペンは6回のグランプリ優勝経験を持つ彼の多様なキャリアがチームを正しい方向へ導くだろうと答えた。
「彼はいろんなチームで走ってきたから、チームの仕組みについて多くを知っている」とフェルスタッペンはRacingNews365を含むメディアに語った。
「それぞれのチームは少しずつ違っている。その点はすでにとても興味深い特性だ。人々が何を得意とするか、あるいはどこが弱いのかを理解するのはいいことだ。そういうものだからね」
ペレスはザウバーでF1キャリアをスタートさせ、その後マクラーレンやフォースインディア/レーシングポイントでの経験を経て、レッドブルでチャンピオン争いができるマシンに乗った。
その間、彼は2つの異なるパワーユニット時代と4つの世代のシャシー規則を経験してきた。
今回キャデラックに加入することで、それぞれ3つ目、そして5つ目の規則の時代に足を踏み入れることになる。2026年には新たな幕開けを迎えるのだ。
この点もフェルスタッペンの目には非常に重要に映っている。4度のF1世界王者は、能力の異なるマシンを理解するペレスの経験が「彼らを前進させる助けになる」と強調した。
「それにクルマの挙動についても、彼はいろんな規則、いろんなルールセットで走ってきた。許されていたこともあれば、許されなかったこと、禁止されたこともあった。そういう経験を持っている」と彼は続けた。
「良いクルマがどういうものか、あまり良くないクルマがどういうものか、その全般的な理解を持っていることは、彼らにとってスタート時点で非常に価値があると思う」
「彼はいろんな大きなチームで仕事をしてきたから、それが最初に彼らを前進させることになるだろう。F1に飛び込んでいきなり競争力を持つのは決して簡単なことではない。でも、どうなるか見ていこう」
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