マックス・フェルスタッペン F1ドライバーとしての「唯一無二の能力」とは?
マックス・フェルスタッペンの「唯一無二の能力」が明らかになった。元F1ドライバーのデレック・デイリーは、フェルスタッペンが数十年ぶりとも言える次元で走っていると評価している。

2025年シーズン終盤、マックス・フェルスタッペンは圧巻の追い上げを見せた。最終10戦すべてで表彰台に立ち、その間に6勝を記録。夏休み明けの時点では首位から104ポイント差をつけられていたが、タイトル争いに復帰し、最終的にはランド・ノリスにわずか2ポイント差で届かなかった。

タイトルこそ逃したものの、シーズン最高のドライバーとしてフェルスタッペンを挙げる声は多く、RacingNews365もその一つだった。

デイリーはフェルスタッペンの強さについて、環境を読み取る能力の異常な高さを指摘している。

「マックスは、グリッド上の他のどのドライバーよりも、自分の置かれている環境を読み取る独特の能力を持っている」

「レーススタートや1コーナーで、コース上で瞬間的に起きていることを読み取り、処理し、判断を下すことができる」

さらに、成功するためのポジション取りにおいても抜きん出ているという。

「彼は、他のどのドライバーよりも、自分を成功できる位置に置く能力が高い」

「ポールポジションを狙う必要があることも理解しているし、今のF1で誰よりも限界ギリギリでマシンを扱える、軽い指先と繊細なタッチを持っている」

加えて、スタート時のメンタル面も特筆すべき点だと語った。

「シグナルがすべて赤に変わる瞬間でも、感情的にニュートラルでいられるという二次的な能力も持っている」

「スタートを決め、最初のコーナーを回る段階で、レースをコントロールできる位置に自分を置くことができる」

マックス・フェルスタッペン レッドブル・レーシング

デイリーは、こうした総合力こそが、フェルスタッペンを特別な存在にしていると結論づけている。

「私は、ここ数十年で彼ほど高いレベルで走るドライバーを見たことがない」

2026年を前に、F1は大規模なレギュレーション変更を迎える。フェルスタッペンが再びタイトル争いに加われるかはマシン次第だが、デイリーは次のように断言した。

「重要な場面で、彼と同じようなレベルで走るドライバーを、私は他に思いつかない」

「彼がその能力を持ち続けている限り、特にレッドブル・レーシングがまた良いクルマを与えたら、彼を倒すのは難しい」

2025年シーズンについても、デイリーは強い印象を語っている。

「2025年は、F1史上でも最も魅力的なシーズンのひとつだった」

「そして、新しいレギュレーションを迎える来年は、さらに魅力的なシーズンになる可能性がある」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング