マックス・フェルスタッペン F1中国GP決勝「序盤のミディアムは厳しかった」

レッドブルのマックス・フェルスタッペンは土曜のスプリントレースではルイス・ハミルトンに次いで2位でフィニッシュしたが、グランプリ予選ではそのペースを再現できず、マクラーレンのオスカー・ピアストリとランド・ノリス、そしてメルセデスのジョージ・ラッセルに次ぐ4番グリッドからのスタートとなった。
グランプリの序盤でペースを抑えたフェルスタッペンは、トップグループから遅れ、フェラーリのドライバーであるハミルトンとシャルル・ルクレールにも序盤で遅れをとった。
現世界チャンピオンのフェルスタッペンは、ダメージを抱えながら走るルクレールと2ストップ戦略を選んだハミルトンを追い抜き、フェラーリ勢に再び追いつくことはできたが、先行する者たちを脅かすことはできず、ラッセルから5.5秒遅れでフィニッシュした。
「序盤は簡単ではなかった」とフェルスタッペンは語った。「自分たちが目指すペースで走っていたが、前のマシンと同じレベルではなかった」
「おそらくミディアムタイヤはもう少し厳しかったと思うが、実際には、ハードタイヤでは後半の段階から、少なくとも少しは競争力があり、少しは期待できるようになった」
「少なくとも楽しかったよ。前のマシンを追い越そうとして、ちょっとした戦いもあった」
「マシンにペースがあることはポジティブなことだと思う。ただ、なぜ序盤にそれができなかったのか、なぜレース終盤に少し良くなったのか、その理由をもう少し理解する必要があるね」

レース終盤にレッドブルからペースが発揮されたとき、フェルスタッペンは4位のルクレールを追い詰めることができ、ターン3の外側で華麗な追い抜きを成功させた。
その動きに満足しているかと尋ねられたフェルスタッペンは「ポジティブな動きで、レース最初のスティントの後では予想以上の結果だ」と語った。
「この結果を活かし、週末のすべてを分析し、日本ではもう少し競争力を高めたい」
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