フェルスタッペン F1メキシコGPのFP2でのボッタスとのバトルに爆笑
マックス・フェルスタッペンは、F1メキシコGPのFP2終盤のバトル中にバルテリ・ボッタスがDRSを使用したと聞かされ、笑いを堪えられなかった。

メルセデスを離れて以来、アルファロメオとレッドブルの対照的な運命を考えると、ボッタスがフェルスタッペンとコース上で直接対決する姿を見ることはなかった。

しかし、FP2ではボッタスが3度のワールドチャンピオンであるフェルスタッペンとバトルする貴重な機会となった。

セッション終了へのカウントダウンが進む中、フェルスタッペンはボッタスとまるでグランプリの真っ只中にいるようなバトルを繰り広げた。

ボッタスがわずかに先行した状態でターン1に向かうと、フェルスタッペンのほうがペースがよく、イン側のラインをとってアルファロメオのドライバーをパスした。

しかし、ボッタスは諦めず、フェルスタッペンとホイール・トゥ・ホイールでターン2へ。結局、フェルスタッペンが短いバトルに勝利したが、レースエンジニアのジャンピエロ・ランビアーゼは、ボッタスがポジションを維持するためにDRSを使用したと指摘した。

ランビアーゼは『彼はDRSさえ使っていた。信じられない』と語った。

フェルスタッペンは『ハハハハ!』と答えた。


フェルスタッペンは1分18秒686でタイムシートのトップに立ち、ボッタスはレッドブルドライバーにわずか0.269秒差の4位フィニッシュで、金曜日のここ最近で最高のパフォーマンスを見せた。

フェルスタッペンはエルマノス・ロドリゲス・サーキットでのその日の仕事に満足していたが、土曜日のポールポジション争いは接戦になると予想している。

「僕たちには競争力があるように見えるので、それは良いことだ。改善すべき点は常にいくつかあるけど、全体的には週末の良いスタートだったと思う。おそらく予想よりも少し良かったので、そこは良いことだと思う」とフェルスタッペンはセッション後に語った。

「明日は1周で信じられないほどの接戦になるだろうし、レースペースはまた別の話になるだろう」

一方、ボッタスは「今日の展開には満足している。ありがたいことに、FP1中にマシンに影響を与える問題を発見し、セッションの間にそれに対処し、すぐに解決することができた。マシンをコースに戻すために懸命に働いてくれたメカニックたちに感謝したい」と語った。

「FP2は全体的にクリーンなセッションで、僕にとってはこの日唯一のプラクティスだったので重要だった。いい周回数をこなすことができたし、クルマのフィーリングもおおむね良かった」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / バルテリ・ボッタス / F1メキシコGP