マックス・フェルスタッペン、トラックリミットに嫌悪感「素人みたいに映る」 / F1オーストリアGP 予選
マックス・フェルスタッペンは、F1オーストリアGPの予選でドライバーたちが「馬鹿みたいにみえた」と揶揄し、F1はトラックリミットの長期的な解決策を見つける努力をすべきだと語った。

3回のセッションで合計47ラップタイムが削除され、その大半はターン9と10で発生した。

コーナーのデザイン、ランオフの有無、短いラップタイムがドライバーの限界への挑戦意欲を刺激するレッドブルリンクは、トラックリミットがしばしば話題になってきた。

Q1、Q2の両方でタイム抹消を喰らったフェルスタッペンは、Q3でシャルル・ルクレールを抑えてポールポジションを獲得したが、若干のマージンを残したことを認めた

「トラックリミットもあるし、最悪のトラックのひとつだと思う」とフェルスタッペンは語った。

「特に終盤はタイヤが熱くなってくるので、ラップの最初と比べて俊敏さがなくなってくる」

「コンプレッションもそうだし、ちょっと間違ってヒットすると、すぐにクルマが離れていってしまうし、アンダーステアになって非常に簡単に白線を超えてしまう」

「今日はとても愚かに見えたと思う。ラップタイムがどんどん抹消されていく様子は、まるで僕たちがアマチュアみたいだった」

「いくつかは非常にギリギリだし、ブリーフィングでも話していたんだけど、非常にギリギリの場合、アウトかインか判断するのは不可能だ。それでも依然といて抹消され続けている。今日はあまり見栄えが良くなかったと思う」

「ほとんどのトラックではとてもうまく機能しているけど、トラックによっては何か違うものが必要になるかもしれない。もちろん、多くのトラックではMotoGPやその他のバイク選手権と共有していて、彼らは僕たちよりも縁石の外側に何か別のものを求めている。僕たちに関してはグラベルを敷き詰めればいいけど、バイクの場合はちょっと違う」

「別の解決策を考える必要があるかもしれない」

マックス・フェルスタッペン F1 トラックリミット

悪名高い“ソーセージ”縁石が撤去されるなど、長年にわたって変更が加えられてきたが、フェルスタッペンはさらなる変更が必要だと考えている。

「幸いなことに、ほとんどのコーナーで黄色い縁石が取り除かれている。マシンを破壊するだけだったからね」とフェルスタッペンは語った。

「縁石の横に砂利を敷けば簡単に解決できるけど、バイクはそれを望んでいない」

「このトラックは一般的に、トラックリミットを判断するのが難しい。それを考え出すのはとても難しい。プロモーターやサーキットが砂利を敷いて、それをまた取り除かなければならないのも困るしね。そのために多くの費用がかかるので、良い解決策とは言えない」

「ドライバーズミーティングでもう一度話し合って、解決策を見つかるかもしれない」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1オーストリアGP