CEO逮捕のジャンボ、F1王者マックス・フェルスタッペンの支援は継続
スーパーマーケットチェーンのジャンボは、2度のF1ワールド チャンピオンであるマックス・フェルスタッペンのスポンサーを継続する。

昨年、ジャンボのCEOであるフリッツ・ファン・イェルトは、不動産や自動車の不正取引、説明のつかない現金預金とスポンサー契約に関するマネーロンダリングと脱税の疑いで逮捕された。

フリッツ・ファン・イェルトの一時的な後任のCEOであるトン・ヴァン・ヴェーンは、同社の年次業績発表の際に「ジャンボはスポンサーとしてモータースポーツから撤退する」と語っていたが、マックス・フェルスタッペンのパートナールスポンサーとしての支援は継続されるようだ。

トン・ヴァン・ヴェーンは「モータースポーツは、我々にとって特別な視点で見られるようになった。 これは、我々のスポンサーシップにも影響を及ぼす。 もうそれを続けるつもりはない。 また、モータースポーツにおける我々の活動を批判的に見られている」とトン・ヴァン・ヴェーンは語った。

「だが、マックス・フェルスタッペンとの契約は例外だ」

だが、フリッツ・ファン・イェルト自身のレーシング チームである Racing Team Netherlands の将来はまだ不明だ。 レッドブルのF1ドライバーであるマックス・フェルスタッペンと同じように、スケートとサイクリングのスポンサーシップに変更はない。

ジャンボは、マックス・フェルスタッペンがF1に参戦した2013 年以来、忠実なスポンサーだ。ジャンボの中で、フリッツ・ファン・イェルトは、オランダのモータースポーツ人気がかなり少なかった時代にフェルスタッペンをサポートすることを主張した男だった。

以前、フリッツ・ファン・イェルトはFORMULE 1 Magazineのインタビューで「多くの懐疑論があった。 多くのスーパーマーケットで、サッカーの写真が使われた看板にいつも出くわした。 そのあと私は社内で『皆さん、我々はサッカーの写真を撮るつもりはない。私はそれが好きではない。刺激的ではないし、まったく特徴的ではない。我々はモータースポーツをするつもりだ』と伝えた」と語った。

その後、オランダでのF1人気は大きく成長。ヨーロッパのグランプリでは、“オレンジアーミー”と称されるオレンジ色のTシャルを着たマックス・フェルスタッペンのファンがグランドスタンドに陣取り、2021年にはザントフォールトでF1オランダGPが復活している。

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / F1スポンサー