F1王者マックス・フェルスタッペン 「セナプロの接触も今では皆が楽しんでいる」
レッドブル・ホンダF1のマックス・フェルスタッペンは、最終戦アブダビGPの物議を醸す展開で2021年のF1ワールドチャンピオンを獲得したが、1990年のセナプロの決着を引き合いに出し、人々の認識は時間とともに変わっていくと語る。

F1アブダビGPでマックス・フェルスタッペンは、レース終盤のセーフティカーにも助けられ、最終ラップでルイス・ハミルトンを倒して初のF1ワールドチャンピオンを獲得した。

しかし、F1レースディレクターのマイケル・マシのセーフティカー手順の処理は物議を醸したままとなっている。

マックス・フェルスタッペンは、1990年の鈴鹿でアイルトン・セナがアラン・プロストをリタイアさせてF1ワールドチャンピオンを獲得したことを引き合いに出し、F1の歴史書で、そういった論争は時間の経過とともに人々の認識を変えることを示していると語る。

「30年前のチャンピオンシップの決着は今でも少し議論になることがある」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「でも最近は、そういう映像を振り返って、実際に楽しんでいると思う。だから、それはスポーツの一部にすぎない」

マックス・フェルスタッペンが言うように、アイルトン・セナやミハエル・シューマッハといったF1のレジェンドたちにはダーティな決着もあったが、ファンの心にはヒーロとして刻まれている。

しかし、マックス・フェルスタッペンは、FIA(国際自動車連盟)がF1アブダビGPの出来事を調査し、将来どのような教訓を学ぶことができるかを調査することは正しいと感じている。

マックス・フェルスタッペン自身、スチュワードの決定に同意しなかった時もあったが、同じくらい彼らの仕事がどれほど難しいかを理解していると語る。

「レースで起こったことに同意できないこともあったけど、それはごく普通のことだと思う」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「自分の関係のなかにさえ、物事に同意できないことはあるものだ」

「シーズン全体を通して、それのように見えなかったかもしれないけど、僕はスチュワードと非常に良い関係にあった。自分たちがその渦中にいるときは、判断が難しいときもある」

「2019年には自分もスチュワードセミナーでFIAと2日間過ごすよう招待されて、スチュワードとも少し時間を過ごした」

「彼らにとっても、決定を下すのは非常に難しいときがあるし、彼らは規則に従わなければならない。だから、少なくともそれについて話せるのは良いことだと思っている。毎年、ドライバーとしての自分自身にももっと良くできることはないか見ている」

「誰もが毎年そのようにするるべきだと思う。シーズン後に調べて、自分たちにもっとうまくできることはないか?とね」

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カテゴリー: F1 / マックス・フェルスタッペン / レッドブル・レーシング / ホンダF1