マックス・フェルスタッペン、血圧検査中にハミルトンのノーポイントを知る
マックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPでリタイアした後、血圧検査をしているときにテキストメッセージでルイス・ハミルトンのコースアウトを知り、悪夢がポジティブな結末に変わった。

マックス・フェルスタッペンは、F1アゼルバイジャンGPで快適にリードを築き、2戦連続でストリートレースで勝利を収めるかと思われたが、残り5周でロングストレートで高速でバリアに接触してリタイアとなった。

この日2件目のタイヤ故障によってレースは赤旗中断となり。全員が新品タイヤを装着したリスタートでは、2番手のルイス・ハミルトンがセルジオ・ペレスから25ポイントを奪い取ろうとしていた。

しかし、ルイス・ハミルトンは、リスタートでタイヤとブレーキを温めるためにブレーキバランスが前だけになる“ブレーキマジック”ボタンを誤って押してしまい、ターン1でロックアップ。エスケープに逃れることを余儀なくされ、最終的に15位でレースをフィニッシュ。マックス・フェルスタッペンとのタイトル争いは0対0のドローで終わった。

マックス・フェルスタッペンは、クラッシュ後にメディカルテストを受けているときに、まさに聞きたかったニュースが飛び込んできた。

「ベッドに横になって血圧をチェックしていたら、突然携帯電話が振動し、『どうしたんだろう』と思った。もちろん、マシンの音が聞こえたからね」とマックス・フェルスタッペンは Sky F1 に説明した。

「その後、仕事を終えて立ち去ることを許可され、電話でルイスがターン1で問題を抱えていることを確認した.僕の血圧は、そのテキストメッセージを見ても、まったく問題なかったよ!」

タイトル争いの振り子はバクーでどちらかに大きく振れた可能性もあった。

「多くのポイントを失ったし、チャンピオンシップの差を広げることもできたかもしれない。だから、特にレース終盤近くでこのようなことが起こるのは非常に苛立たしい」とマックス・フェルスタッペンは語った。

「残念だ。非ストリートトラックに戻る前に、ギャップをもう少し広げたかった。でも、僕たちはまだチャンピオンシップをリードしている。あのウオールにぶつかったときには予想もできなかった」

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