マックス・フェルスタッペン 「ホンダの200回目の表彰台を決められてよかった」 / F1バーレーンGP決勝
レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは、F1バーレーンGPの決勝レースで2位表彰台を獲得した。

ポールポジションからスタートしたマックス・フェルスタッペンは、首位を守りながらレースを進めたが、2番手のルイス・ハミルトン(メルセデス)が早めのピットストップを行う作戦を採ったため、リードを明け渡す。

マックス・フェルスタッペンは17周目にピットインすると、2度目のスティントでも力強い走りで首位を追いかける。残り17周となったところで2度目のストップを行い、ハードタイヤに交換。これより13ラップ早くピットインしていた首位のハミルトンを、8.8秒差で追撃する。

残り4周で追いついたマックス・フェルスタッペンは、ターン4でオーバーテイクに成功。しかし、コーナー出口で膨らんでしまい、コース外走行となったため、直後に順位を譲り、再度の追い上げを図る。ファイナルラップでハミルトンの背後に迫ったフェルスタッペンだったが、パスするには至らず、0.7秒差の2位でチェッカーフラッグを受けた。

「今日は大きな前進を実感できたのは事実だけど、勝利を手に入れられなかったのは残念だ」とマックス・フェルスタッペンはコメント。

「レース中はドライブしながらいくつかの問題に対処しなければならなかったので、しっかりと調査していくけど、今日も含め、レースウイークを通じて、ポジティブな点は多くあった」

「メルセデスはアンダーカットしてきたけど、僕らも自分たちの戦略を貫き、それがうまくいったと思う。問題は、今のF1マシンはオーバーテイクしにくいことで、一度コース上で前に立ってしまえば、かなり有利になる。ルイスに接近してすぐにパスしたけど、ターン4でわずかに膨らんでしまったので、ポジションを返した。しかし、そこからプレッシャーをかけていけるほどタイヤの状態はよくあなかった」

「僕らは、ポジティブな面を見ていく必要がある。メルセデスに勝負を挑むことができたことは素晴らしく、こうした展開でシーズンをスタートできて、ポイント獲得を果たせたこともいいことだ。常に改善点はあるものなので、さらなる前進のために分析を進めていきます。ここでホンダの200回目の表彰台を決められてよかった。ここからは次戦へフォーカスして取り組んでいく」

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