F1:フランツ・トスト、フェルスタッペンの起用を決意した瞬間を語る
アルファタウリ・ホンダF1のチーム代表を務めるフランツ・トストは、2014年にマックス・フェルスタッペンをトロロッソのF1ドライバーとして獲得することを決意させた瞬間について語った。

マックス・フェルスタッペンは、2015年にフランツ・トスト率いるトロロッソに加入。F1史上最年少ドライバーとなった。すぐに実力を示したフェルスタッペンは、F1のスター街道を駆け上がり、現在までに10勝を挙げてレッドブルの決断が正しかったことを証明した。

その後、マックス・フェルスタッペンは、ウェットコンディションでの走りで有名になったが、フランツ・トストは、ドイツでのF3レースでその能力を目の当たりにし、フェルスタッペンをできるだけ早くにマシンに乗せたいと思ったと振り返る。

「今でもその時のことはよく覚えている」とフランツ・トストは Formule1 に語った 。

「雨が降っており、ウェットトラックだった。ご存知のように、ノリスリンクのラップは短く、1分もかからない。それでも、マックスは他の人よりも1〜2秒速かった」

「もちろん、ヘルムート(マルコ)と私はそういった案件について常に連絡を取り合っている。我々は若いドライバーのパフォーマンスについて幅広く話し合っている。その時、私はテストドライバーとしてではなく、ドライバーとして、私たちのマシンにマックスを乗せたいと思ったのは明らかだった」

マックス・フェルスタッペンが、2015年のF1レギュラードライバーとしてトロロッソに加わることが発表されたとき、多くの人はフェルスタッペンはF1で戦うには若すぎ、苦労するだろうと感じていた。

しかし、フランツ・トーストは、マックス・フェルスタッペンの走りを見て、経験不足が問題という心配はなかったと語る。

「多くの“専門家”は時期尚早だと言った。私は『マックス・フェルスタッペンそうはならない』と言った」とフランツ・トストは付け加えた。

「彼はニューカマーによく見られるようなマシンのパッセンジャではなく、彼はマシンを運転していた。彼がどのようにマシンをコントロールしていたか、彼がいかにマシンを完全にコントロールしていたか…並外れていた」

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