ストフェル・バンドーン、メルセデスF1陣営のリザーブドライバーに復帰
ストフェル・バンドーンは、フォーミュラEでの戦いが終了したことで、メルセデス陣営のナンバー1リザーブドライバーに復帰する。

新型コロナウイルス感染の危険性があるなかで、2020年のF1世界選手権ではリザーブドライバーの配置が重要になっている。過去2戦ではレーシング・ポイントF1のセルジオ・ペレスが新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たため、欠場を余儀なくされている。

レーシング・ポイントとマクラーレンは、メルセデスのリザーブドライバーであるストフェル・バンドーンとエステバン・グティエレスを利用する契約を結んでいる。

しかし、シルバーストンの2連戦ではストフェル・バンドーンはフォーミュラEのレースと日程が重なり、エステバン・グティエレスはF1スーパーライセンスが失効したため、リザーブドライバーの役割を務めることができなかった。

そのため、レーシング・ポイントF1は、昨年ルノーのF1ドライバーを務めていたニコ・ヒュルケンベルグを急遽起用。セルジオ・ペレスの検査結果を待つためにスペインにも帯同していた。

マクラーレンは、F1 70周年記念GPで現在 Sky Sports F1 の専門家を務めているポール・ディ・レスタをリザーブドライバーに起用。シート合わせを行っていた。

しかし、ストフェル・バンドーンのフォーミュラEシーズンが終了したことで、F1スペインGPからはストフェル・バンドーンがメルセデス陣営のナンバー1リザーブドライバーとして待機することになる。

マクラーレンのF1チーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは「我々はリザーブドライバーが必要になった場合、メルセデスのリザーブドライバーを使用することに合意しているので、現時点ではそれが我々が検討していることだ」とコメント。

「前回の週末で特別だった。単純にストフェル・バンドーンがフォーミュラEで走っているために利用できなかったことです。

「しかし、ストフェルがバルセロナから再び利用可能になったことで、それが我々の主な方針となる」

木曜日にベルリンでのフォーミュラE6連戦の最終戦を終えたストフェル・バンドーンは、ベルリンからバルセロナに移動した。

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