ケン・アンダーソン、USF1の参戦撤退を語る
USF1のチーム代表ケン・アンダーソンが、2010年に参戦できなくなったことについて口を開いた。
FIAは、2010年のF1エントリーを発表。USF1のエントリーが正式に抹消された。
ケン・アンダーソンは、2009年に起きた政治的な争いとF1分裂騒動がチームの準備を揺さぶったと説明。しかし、最終的な打撃となったのは1月中旬に主要スポンサーが約束を果たせず、資金を得られなかったことだと述べた。
「1月に資金が減り、遅れてしまった」とケン・アンダーソンは語る。
そして、ここ数週間にわたって、USF1をグリッドに並べるためにカンポス、ステファンGP、トヨタと交渉を行っていたことを明らかにした。
「テストを逃していまったら、実際には今年はいつ参戦しようが無意味だった。シーズン中にテストをすることはできない」
「何戦か欠場してから、ただ参戦するのは無意味だ。皆にとっても良くないことだろう」
「新チームの全てが初テストから取り掛かるのは非常に厳しいことだった。しかし、一旦シーズンがスタートしたら、テストなしでは問題が生じたときに解決するのは非常に難しい」
ケン・アンダーソンは、チームが2011年に参戦できるかどうかについて、2011年のエントリー申請基準がどうなるかFIAからの確認を待っていると語り、USF1が2011年の承認を得られなければ、チームの活動が完全に終了せざるを得ないことを認めるが、ゴーサインが出れば、来年の見通しについては楽観的だと語る。
「我々が望んでいることは、組織を再編成して2011年のマシンを完成させ、夏か初秋にテストをして来年の準備を整えることだ」
「我々は3月に(シャーロットの)このビルに引っ越した。昨年を思い出せばわかると思うが、FIAとFOTA、コスト制限賛成チームと反対チームの対立によって大混乱が生じたときだった」
「その後、F1への参戦を望む全ての新チームが、コストキャップ規約を得ようとした。しかし、6月12日までにFIAの承認は得られなかった。コンコルド協定は7月31日まで締結されず、我々は計画を進められかわからない状態だった。4ヶ月を失い、取り戻すのは難しくなりそうだった。しかし、1月中旬までは計画通りだった。その後スポンサーとの間に問題が生じ、我々は身動きが取れなくなってしまった」
ケン・アンダーソンは、2011年のエントリーをすぐに得られるかどうかを懸念していると語る。
「比較的早くにFIAからイエスかノーかを得られると思っている。それが長引くことは誰にとっても良いことではない」
「彼らは非常に理解があるし、非常に協力的だ。状況については誰も満足していない。報復的なものや、我々を終了させようというような印象はない。我々は多くの時間と資金を投資し、きちんとしたF1施設をここに建設して、それを続けるための多くの人々がいる」
「彼ら(FIA)が我々を拒絶すれば、我々は終わる。我々は来年に向けて良い仕事ができる。いずれにせよ今年ダメージは制限された。我々は全力を尽くしたが、少しでも遅れてしまったら追いつくことはできない」
「彼らは理解してくれた。我々はどのようにして来年そこにいることができるかという解決策を提供した」
「一年前、彼らは我々のビジネスプランを理解していたし、チャーリー・ホワイティングが先週ここへ来た。我々は、我々がやると言ったことをやった。CFDの何名かがここにおり、パーツが製造され、会社は我々のためにパーツを製造した。我々がクルマを造れるということは疑いのないことであり、我々がそれをするにはあと30週間か、もっと多くの時間が必要だ」
ケン・アンダーソンは、チャド・ハーリーとピーター・ウィンザーがチームに残ることを明らかにした。
「誰も去ってはいない。みんなまだ所属している。我々は異なるオプションを調査していた。『我々はカンポスと交渉するつもりだ』とはプレスには話さなかった。我々はそれを秘密のままにしようとしていた」
「毎日チャドと話しているし、彼は偉大だ。チャドは彼がやるといった全てのことをした。彼は資金を持ってきた。彼はレースをする場所に我々を連れていった。彼はチームのスポンサーになることには合意しなかった。それ自体がかなりの額であることは想像できるだろう」
「1月15日まで我々は順調に進んでいた。しかし、物事が起こらず、警告のベルが鳴り始めた。私も一緒に維持しようと急いで寄せ集めたが、十分な早さで行うことはできなかった」
「ピーターは現在イングランドに戻っているが、彼はそこで存続している。彼はこの3ヶ月間ホテルで過ごしていた」
「FIAから聞くまでは保留の状態だ。彼らがノーと言うなら、マシンを完成させるために多くの資金を費やすことは意味のないことになる。彼らがイエスと言えば、週末までには全てを戻すことができる」
ケン・アンダーソンは、2011年の資金を援助してくれる投資家がすでにいるが、それはエントリーが必要だと語る。
チャド・ハーリーがチームへの関与を続けるかを質問されたアンダーソンは次のように述べた。
「チャドは参加するだろう。彼が全ての資金を集めるわけではない。会社の株主になりたいという投資家はいるが、それはチャドの影響力だし、続くのであれば、彼は関与を続ける。彼はいるが、全ての支払いをするわけではない。我々はそれをする投資家を確保している」
カテゴリー: F1 / USF1
FIAは、2010年のF1エントリーを発表。USF1のエントリーが正式に抹消された。
ケン・アンダーソンは、2009年に起きた政治的な争いとF1分裂騒動がチームの準備を揺さぶったと説明。しかし、最終的な打撃となったのは1月中旬に主要スポンサーが約束を果たせず、資金を得られなかったことだと述べた。
「1月に資金が減り、遅れてしまった」とケン・アンダーソンは語る。
そして、ここ数週間にわたって、USF1をグリッドに並べるためにカンポス、ステファンGP、トヨタと交渉を行っていたことを明らかにした。
「テストを逃していまったら、実際には今年はいつ参戦しようが無意味だった。シーズン中にテストをすることはできない」
「何戦か欠場してから、ただ参戦するのは無意味だ。皆にとっても良くないことだろう」
「新チームの全てが初テストから取り掛かるのは非常に厳しいことだった。しかし、一旦シーズンがスタートしたら、テストなしでは問題が生じたときに解決するのは非常に難しい」
ケン・アンダーソンは、チームが2011年に参戦できるかどうかについて、2011年のエントリー申請基準がどうなるかFIAからの確認を待っていると語り、USF1が2011年の承認を得られなければ、チームの活動が完全に終了せざるを得ないことを認めるが、ゴーサインが出れば、来年の見通しについては楽観的だと語る。
「我々が望んでいることは、組織を再編成して2011年のマシンを完成させ、夏か初秋にテストをして来年の準備を整えることだ」
「我々は3月に(シャーロットの)このビルに引っ越した。昨年を思い出せばわかると思うが、FIAとFOTA、コスト制限賛成チームと反対チームの対立によって大混乱が生じたときだった」
「その後、F1への参戦を望む全ての新チームが、コストキャップ規約を得ようとした。しかし、6月12日までにFIAの承認は得られなかった。コンコルド協定は7月31日まで締結されず、我々は計画を進められかわからない状態だった。4ヶ月を失い、取り戻すのは難しくなりそうだった。しかし、1月中旬までは計画通りだった。その後スポンサーとの間に問題が生じ、我々は身動きが取れなくなってしまった」
ケン・アンダーソンは、2011年のエントリーをすぐに得られるかどうかを懸念していると語る。
「比較的早くにFIAからイエスかノーかを得られると思っている。それが長引くことは誰にとっても良いことではない」
「彼らは非常に理解があるし、非常に協力的だ。状況については誰も満足していない。報復的なものや、我々を終了させようというような印象はない。我々は多くの時間と資金を投資し、きちんとしたF1施設をここに建設して、それを続けるための多くの人々がいる」
「彼ら(FIA)が我々を拒絶すれば、我々は終わる。我々は来年に向けて良い仕事ができる。いずれにせよ今年ダメージは制限された。我々は全力を尽くしたが、少しでも遅れてしまったら追いつくことはできない」
「彼らは理解してくれた。我々はどのようにして来年そこにいることができるかという解決策を提供した」
「一年前、彼らは我々のビジネスプランを理解していたし、チャーリー・ホワイティングが先週ここへ来た。我々は、我々がやると言ったことをやった。CFDの何名かがここにおり、パーツが製造され、会社は我々のためにパーツを製造した。我々がクルマを造れるということは疑いのないことであり、我々がそれをするにはあと30週間か、もっと多くの時間が必要だ」
ケン・アンダーソンは、チャド・ハーリーとピーター・ウィンザーがチームに残ることを明らかにした。
「誰も去ってはいない。みんなまだ所属している。我々は異なるオプションを調査していた。『我々はカンポスと交渉するつもりだ』とはプレスには話さなかった。我々はそれを秘密のままにしようとしていた」
「毎日チャドと話しているし、彼は偉大だ。チャドは彼がやるといった全てのことをした。彼は資金を持ってきた。彼はレースをする場所に我々を連れていった。彼はチームのスポンサーになることには合意しなかった。それ自体がかなりの額であることは想像できるだろう」
「1月15日まで我々は順調に進んでいた。しかし、物事が起こらず、警告のベルが鳴り始めた。私も一緒に維持しようと急いで寄せ集めたが、十分な早さで行うことはできなかった」
「ピーターは現在イングランドに戻っているが、彼はそこで存続している。彼はこの3ヶ月間ホテルで過ごしていた」
「FIAから聞くまでは保留の状態だ。彼らがノーと言うなら、マシンを完成させるために多くの資金を費やすことは意味のないことになる。彼らがイエスと言えば、週末までには全てを戻すことができる」
ケン・アンダーソンは、2011年の資金を援助してくれる投資家がすでにいるが、それはエントリーが必要だと語る。
チャド・ハーリーがチームへの関与を続けるかを質問されたアンダーソンは次のように述べた。
「チャドは参加するだろう。彼が全ての資金を集めるわけではない。会社の株主になりたいという投資家はいるが、それはチャドの影響力だし、続くのであれば、彼は関与を続ける。彼はいるが、全ての支払いをするわけではない。我々はそれをする投資家を確保している」
カテゴリー: F1 / USF1