山科忠 Q&A (2009年シーズンプレビュー)
2009年1月15日

2009年の目標は?
我々の今年の目標は、トヨタにとってのF1初勝利を目指して戦うことだ。私が2007年にTMG会長兼チーム代表に就任した時、私の任務は1年目は状況を確かめること、2年目は改善することであり、そして3年目に成功したいと述べた。今年はその3年目のシーズンとなるが、私にとっての目標は明確であり、レースに勝ちたいということだ。もちろんこれまでも全てのレースで勝つために挑戦を続けてきたが、残念ながらまだそれは成し遂げられていない。我々の目的はどのレースにおいても明確であり、勝利を挙げること、もしそれが叶わなければ表彰台でフィニッシュしたいということだ。トヨタは非常に高い野心と共にチャレンジングスピリットを持っており、我々は常に高みを目指している。
トヨタ、パナソニックとの契約を延長
2009年1月15日

パナソニック株式会社とトヨタ自動車株式会社は、パナソニックがトヨタF1チームのタイトルスポンサーを継続することで合意に達し、契約を締結した。
現在のタイトルスポンサー契約は、2009年末までであったが、今回の更改により、契約は2010年から2012年の3年間延長される。
トヨタ、2009年F1マシン「TF109」を発表
2009年1月15日

チームにとって8年目となる今シーズンのレギュレーション変更に対応した“TF109”がwww.tf109-premiere.comで独占的に公開された。“TF109”は、拡幅したフロントウィングや狭められたリアウィングなどの特徴を持ったモデルとなっている。
トヨタ TF109は、「超大作映画」風のデビュー
2009年1月13日

トヨタ TF109は、日本時間の15日(木)午後8時、www.tf109-premiere.comで披露する。
これまで、新車を発表するプレシーズンイベントは、世界中のメディアを前に行われてきた。しかし、コスト低減を行いながらも、F1が何百万ものファンにその魅力をアピールし続けるため、パナソニック・トヨタ・レーシングは、今回新たな方法を取り入れる。
ジョン・ハウエット 「フェラーリの歴史的立場は承知の上」
2008年12月24日

フェラーリの会長であり、FOTAの会長を務めるルカ・ディ・モンテゼーモロが、F1チームが受け取る報酬の額を増やすようにエクレストンに訴えたことに、バーニー・エクレストンは激怒し、フェラーリが年間8,000万ドルを余分に受け取る特別契約を結んでいることを明らかにした。
トヨタ、ヤルノ・トゥルーリと小林可夢偉の交代を否定
2008年12月23日

トヨタは既に2009年のドライバーラインナップを発表しているが、コスト削減の一環として高額な年俸のヤルノ・トゥルーリと若手で現在トヨタF1チームのサードドライバーを務める小林可夢偉を後退させるとの噂が流れていた。
しかし、トヨタF1チームの代表であるジョン・ハウエットはこの噂を否定。
トヨタ、1,500億円赤字もF1撤退は否定
2008年12月23日

トヨタ自動車は22日、2009年3月期決算の業績予想を下方修正し、1,500億円の赤字を発表した。しかし、渡辺捷昭社長は「当面はコスト削減を考えつつ戦っていく」と改めてF1継続の意向を示した。
11月時点では6,000億円の営業黒字になるとしていたトヨタだが、新車販売の低下に急激な円高も重なり、収益が悪化した。トヨタはすでに請負仕事、生産、役員のボーナスを含む賞与の削減を行っている。
トヨタF1、2009年は完璧な信頼性を目指す
2008年12月20日

2008年シーズン、トヨタは2年ぶりに表彰台を獲得するなどポジティブな結果を残し、コンストラクターズチャンピオンシップを5位で終えた。
山科は、信頼性の問題によりチャンスを逃したと認識しており、ポジティブだった2008年を振り返るのではなく、2009年は信頼性を改善させ、トヨタ初勝利をおさめるために集中しなければならないと語る。
トヨタ F1バーレーンテスト総括:アンドレア・カルダレッリが参加
2008年12月18日

チームにとって今年最後となる17回目のテストは、前回に続きバーレーン・インターナショナル・サーキットで行われた。天候状態の良さを活かし、テストが許可されている年間走行距離30,000kmを完全に走り切った。