トヨタ:トルコGP ヤルノ・トゥルーリは10位
トヨタは、トルコGP決勝で、ヤルノ・トゥルーリが10位、ティモ・グロックが13位だった。
8番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、スタートで順位を落とし、その後、果敢に追い上げたものの、4戦連続の入賞は叶わず、10位でチェッカーを受けた。一方、昨日の予選で15番手となったティモ・グロックは、ワンストップ作戦を取り、上位進出を狙ったものの、13位でレースを終えた。
パナソニック・トヨタ・レーシングは次戦モナコGPで今回の雪辱を果たすべく、5月14日(水)から16日(金)まで、ポールリカールで行われるF1合同テストに参加する。
ヤルノ・トゥルーリ (10位)
「私のレースはスタートで台無しになってしまった。第1コーナーで小さな混乱があり、その際、他の車にタッチされたらしく、順位を3つ落してしまった。 結局、その後順位を取り戻すことが出来ず、1周目の出来事で私のレースは決まってしまった。 最初の周回から最後の周回まで、クルサードを追い越すためにプッシュし続けたたんだけどね。我々2人はとても接近してレースをしていた。しかしながら、両車が車2台分の距離まで近づくと、車はグリップを失ってまた離れていってしまうんだ。このレース中、可能な限りプッシュし続けたが、今日はここまでやるのが精一杯だった。」
ティモ・グロック (13位)
「今日のペースは、それほど悪くはなかったのだけれど、トラフィックによってレースは台無しになってしまった。スタートが遅れてしまい、フィジケラと中嶋の事故を避けなければならなかった。最初のスティントでは、私はバリチェロの後方を走っていて、彼より速かったのだけれど、追い抜くことはできなかった。ピットストップの後にバトンはソフトタイヤを履いていた。一方、私の車はハードタイヤを履いていて、それが功を奏して車に良いパフォーマンスを与えてくれた。しかし残念なことに、その段階で私は先頭集団に一周抜かれており、より速い彼らのために青旗が振られる事で、さらにチャレンジしていくことは難しくなってしまった。レースの間中、前にいた車より良いペースで走っていたのだけれど、それを結果として示すことができずに、不本意な成績に終わってしまった。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「レースはスタートの1周目で決まってしまったといえる。1ラップ目に発生したアクシデント処理のセーフティカーがピットに入って以降は、ヤルノもティモもポジションアップの為にプッシュをし続けたし、チームもピットストップでのポジションアップを狙ってインラップの変更を行ったりしたが、結果としては順位を上げることが出来なかった。 しかし両ドライバー、チームが一体となり精一杯戦ったので、これを活かして次のモナコでは再びポイント獲得を目指したい。」
山科忠 TMG会長兼チーム代表
「金曜日の公式練習はうまく行き、我々は良いセットアップを見つけたのだが、残りの週末において、車の速さが十分ではなかった。 トップを争う先頭チームと我々のパフォーマンスにはまだ大きな差がある。それが今日の我々の結果の主な理由だ。 言うまでもなく、ティモは予選でのメカニカルな問題の影響を受けた。 そして今日は、両車ともスタートで後退してしまった。我々はファクトリーに戻ったら、この件についてより詳しく調査しなければならない。 これらの問題のため、レースの大部分において、2台の車がともにトラフィックの中でレースをしなければならなかった。しかし、我々はパフォーマンスを向上させ、次回はより良い結果を目指さなければならない。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ヤルノ・トゥルーリ
8番手グリッドからスタートを切ったヤルノ・トゥルーリは、スタートで順位を落とし、その後、果敢に追い上げたものの、4戦連続の入賞は叶わず、10位でチェッカーを受けた。一方、昨日の予選で15番手となったティモ・グロックは、ワンストップ作戦を取り、上位進出を狙ったものの、13位でレースを終えた。
パナソニック・トヨタ・レーシングは次戦モナコGPで今回の雪辱を果たすべく、5月14日(水)から16日(金)まで、ポールリカールで行われるF1合同テストに参加する。
ヤルノ・トゥルーリ (10位)
「私のレースはスタートで台無しになってしまった。第1コーナーで小さな混乱があり、その際、他の車にタッチされたらしく、順位を3つ落してしまった。 結局、その後順位を取り戻すことが出来ず、1周目の出来事で私のレースは決まってしまった。 最初の周回から最後の周回まで、クルサードを追い越すためにプッシュし続けたたんだけどね。我々2人はとても接近してレースをしていた。しかしながら、両車が車2台分の距離まで近づくと、車はグリップを失ってまた離れていってしまうんだ。このレース中、可能な限りプッシュし続けたが、今日はここまでやるのが精一杯だった。」
ティモ・グロック (13位)
「今日のペースは、それほど悪くはなかったのだけれど、トラフィックによってレースは台無しになってしまった。スタートが遅れてしまい、フィジケラと中嶋の事故を避けなければならなかった。最初のスティントでは、私はバリチェロの後方を走っていて、彼より速かったのだけれど、追い抜くことはできなかった。ピットストップの後にバトンはソフトタイヤを履いていた。一方、私の車はハードタイヤを履いていて、それが功を奏して車に良いパフォーマンスを与えてくれた。しかし残念なことに、その段階で私は先頭集団に一周抜かれており、より速い彼らのために青旗が振られる事で、さらにチャレンジしていくことは難しくなってしまった。レースの間中、前にいた車より良いペースで走っていたのだけれど、それを結果として示すことができずに、不本意な成績に終わってしまった。」
新居章年 技術コーディネーション担当ディレクター
「レースはスタートの1周目で決まってしまったといえる。1ラップ目に発生したアクシデント処理のセーフティカーがピットに入って以降は、ヤルノもティモもポジションアップの為にプッシュをし続けたし、チームもピットストップでのポジションアップを狙ってインラップの変更を行ったりしたが、結果としては順位を上げることが出来なかった。 しかし両ドライバー、チームが一体となり精一杯戦ったので、これを活かして次のモナコでは再びポイント獲得を目指したい。」
山科忠 TMG会長兼チーム代表
「金曜日の公式練習はうまく行き、我々は良いセットアップを見つけたのだが、残りの週末において、車の速さが十分ではなかった。 トップを争う先頭チームと我々のパフォーマンスにはまだ大きな差がある。それが今日の我々の結果の主な理由だ。 言うまでもなく、ティモは予選でのメカニカルな問題の影響を受けた。 そして今日は、両車ともスタートで後退してしまった。我々はファクトリーに戻ったら、この件についてより詳しく調査しなければならない。 これらの問題のため、レースの大部分において、2台の車がともにトラフィックの中でレースをしなければならなかった。しかし、我々はパフォーマンスを向上させ、次回はより良い結果を目指さなければならない。」
カテゴリー: F1 / トヨタ / ヤルノ・トゥルーリ