トヨタ F1 モナコGP 結果
トヨタは、F1モナコGP決勝レースで、ティモ・グロックが10位、ヤルノ・トゥルーリが13位だった。

ティモ・グロックは、予選からセッティングを変更し、ピットスタートを選択。1ストップ戦略を選択し、重いマシンで全ドライバー中、一番長い第1スティントを走り、10位でフィニッシュした。

ヤルノ・トゥルーリは18番グリッドからスタートして、13位でフィニッシュした。

ティモ・グロック (10位)
「上位10位に入れたことは、今週、予選までの状況を考えれば、スタートの時に期待していた以上の結果だと言わざるを得ない。最終スティントでは、良いラップを刻めたが、モナコでのピットレーンスタートでは、ポイントは獲得は期待できない。今週末の始まりは良くなかったが、巻き返そうと頑張ってきた。モナコでは、良い状態でスタートし、クルマを変化するトラックの状態に合わせたいが、フリー走行1回目から、問題が出た。トルコGPを楽しみにしているし、大幅に改善できると思う」

ヤルノ・トゥルーリ (13位)
「予選後に予期した通り、タフな決勝レースだった。今日のようなグリッドだと、常に難しいレースになるし、我々の戦略は機能しなかった。ここのトラックの問題になるが、常に、前が遮られる悪いタイミングに、悪い位置にいたように感じる。数周、良いラップで走るといつも、前に遅いクルマがいて、一方、オーバーテイクは不可能で再度、速度を落とさなければならなかった。厳しい週末は終わり、このことは忘れて、はるかに高い競争力が期待できる次のレースに集中したい」

新居章年 (シャシー部門技術コーディネーション担当ディレクター)
「ピットスタートを選んでセッティングを変更したことが功を奏し、ティモが10位に入った。ヤルノも13位で完走でき、昨日の予選から考えれば、まずまずの結果と言える。次のトルコでは言い訳無しでクルマ、チーム力を問われるレースになる。その事はチーム全員認識しており、再び上位の争いが出来る様に全力で、レースに臨みたい」

山科忠 (TMG会長 兼 チーム代表)
「予選に苦しみ、決勝も残念な結果だったが、チームもドライバーも、一生懸命頑張ってくれ、良い仕事をしたと思う。期待はずれの予選結果にも関わらず、最後まであきらめないところが、うちのチームの良いところだ。ケルンに戻って、モナコでは何が悪かったのか、しっかりと洗い直さなければならない。ファクトリーのスタッフはみんな、今シーズン、本当に良くやってくれているので、トルコでは絶対に元の調子を取り戻すと思う。コンストラクターズ・ランキングは3位をキープしているので、引き続き一生懸命戦い、積極的思考で進めていきたい」

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カテゴリー: F1 / トヨタ