F1 トロロッソ・ホンダ
トロロッソ・ホンダの車両パフォーマンス責任者を務めるギヨーム・デゾテウスが、F1ドイツGPの予選を振り返った。

今週末、競争力を発揮できていないトロロッソ・ホンダは、アレクサンダー・アルボンがQ1で敗退して17番手、ダニール・クビアトもQ2を突破することができ14番手で予選を終えた。

「昨夜、アレックスのマシンのためにカーフュー(労働制限時間)を破らなければならなかったが、メカニックたちが素晴らしい仕事をしてくれたおかげでFP3までにマシンの準備を整え、信頼性も確保できた」とギヨーム・デゾテウスは語る。

アレックスは午前のセッション中にかなりバランスに満足できるようになっていたが、残念ながら、予選では最初のアタック中にマシンのドライブがさらに難しい状況に直面した上、2回目のランではトラフィックにはまって妥協を強いられた。予選セッションを17番手で終えることになり、非常にがっかりしている」

「ダニールについてはFP3がトリッキーだったし、バランスを改善してマシンの一貫性を良くしようとエンジニアと協力しながら取り組んだ。適切な方向に変更を施したところ、予選開始時にはマシンにより満足できるようになっていた。Q2のセッション中、先に進むために他車とのバトルに挑んだものの、最終セクターのミスによって改善できず、14番手に終わった」

「今日は非常にタイトで、楽にトップ10に入れるようなマシンではなかった。明日のレースに向けては天気がかなり変わりやすそうだ。おもしろいチャンスが生まれそうなので、前にいるマシンにアタックできるよう、アグレッシブなオプションを考えつつ、今夜はあらゆるシナリオを検討していくつもりだ」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1