F1 トロロッソ・ホンダ
スクーデリア・トロ・ロッソのチーム代表フランツ・トストと副テクニカルディレクターのジョディ・エギントンが、4日間のF1バルセロナテストを振り返った。

F1バルセロナテスト最終日、トロロッソ・ホンダはアレクサンダー・アルボンが走行を担当。136周を走行し、午前中にピレリの最も軟らかいC5コンパウンドで1分17秒637を記録。前日にチームメイトのダニール・クビアトが記録した最速タイムを0.067秒上回り、4日間の総合2番手タイムをマークした。

トロロッソ・ホンダは、4日間の合計で4位となる482周を走破。5位のレッドブル・レーシングも475周を走り込み、ホンダのF1エンジンは957周という高い信頼性をみせた。

「バルセロナでのテスト1は、チームにとって成功だったと言える」とフランツ・トストは語る。

「4日間を走り切り、パフォーマンスと信頼性の両面でいい結果を得た。ダニールとアレックスは初めてSTR14に乗ったが、2人ともいい仕事をしてくれて、マシンとパワーユニットについていいフィードバックを得られた」

「マシンの改善に向けては、まだやることが沢山あります。合計482周を走り、チームはいい仕事をしてくれたと感じている。多くのデータを集められたので来週は次のテストに進むが、項目は山積みだ。今年のバルセロナは風も強くなく、好天に恵まれている。路面温度も上がり、特に午後のセッションでは有意義な走行ができた。メルボルンでの開幕に向けて、実りのあるテストになったと思う」

副テクニカルディレクターを務めるジョディ・エギントンは「テスト1の最終日、前日にダニールが行ったテストを踏まえ、アレックスがマシンに乗った。まずは空力に関するテストを行い、さまざまなセッティングで通常のテストプログラムをこなした」とコメント。

「その後、新品のタイヤを使ったテストに移り、ショートランでの新品タイヤの経験を積んだ。C4とC5の柔らかいタイヤコンパウンドでいいパフォーマンスが見られたのは良かった」

「午後は、3日目のダニールと同じようにロングランを行い、長距離でのタイヤマネージメントについて経験を重ねた。アレックスはマシンの理解を進め、ショートラン、ロングランの両方の走行について習熟を重ね、エンジニアと共にマシンセッティングを熟成させた。来週のテストでもまだまだやることはあるすが、STR14と共に進化を続けたいと思う」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ / ホンダF1