フロントウイングを破損したブエミ (トロ・ロッソ)
トロ・ロッソは、F1ヨーロッパGPで、ハイメ・アルグエルスアリが16位、セバスチャン・ブエミはリタイアだった。

ハイメ・アルグエルスアリ (16位)
「気温と湿度が高かったせいで、ぼくにとってはハンガリーよりもずっと厳しいレースだった。残り10周のところでドリンクシステムにトラブルが起き、水分補給することができなくなってしまった。本当に大変だったが、完走し、クルマをチームに持ち帰るために、ぼくはただ自分のベストを尽くした。良かったことは、走行距離を伸ばすことができたこと。これが、スパの助けになることを期待する。少なくとも、今回のレースほど暑くはないと思うからね」

セバスチャン・ブエミ (リタイア)
「スタート直後にぼくのレースはほとんど終わっていた。何が起きたのかはレースを見直してみなければ正確には分からない。コースが詰まらないようにイン側へ動いたら、グロックが加速してぼくのウィングに接触した。明らかにそれが原因でウィングが破損し、ウィング交換のためにピットインしなければならなかった。そのタイムロスで、ぼくのレースは終わってしまったも同然だった。クルマの性能や自分がどんなラップタイムを記録できるかを試すために、ぼくはその後もプッシュし続けたが、すぐにブレーキに問題が発生し、結局、ディスクが壊れてクルマを止めざるを得なかった。ここのところ不調の週末が続いているが、ポジティブな気持ちをキープすることが重要だと思う。クルマは進歩しているようなので、もっと良いレースが戦えるようになる可能性はある。スパに期待したい」

フランツ・トスト
「残念ながら、ブエミのレースは第1コーナーで終わっていたも同然だった。グロックと接触して、フロントウィングを失っていた。新しいノーズに交換するためにピットインしなければならなかったが、あのアクシデントで左前のブレーキダクトにもダメージを負ったと考えている。それが原因でブレーキが正常に冷却されず、彼がレースをリタイヤすることになったトラブルが引き起こされた。アルグエルスアリは良い仕事をして、厳しいコンディションにも関わらずレースを完走することができた。これについては、今回が彼の2回目のF1レースだったことを忘れてはならない」

レース結果:
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カテゴリー: F1 / トロロッソ