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トロ・ロッソのテクニカルディレクターを務めるジェームス・キーは、ホンダとのパートナーシップの初年度となる今シーズン、トロロッソ・ホンダは“いくつかのサプライズをもたらす”と考えている。

マクラーレンとホンダとのパートナーシップ解消は、この冬、トロ・ロッソにルノーのカスマターパワーユニットからホンダへとワークスパワーユニットへの変更をもたらした。

ホンダは、マクラーレンとの過去3年間で絶えず苦戦を強いられてきたが、現在のパワーユニットのコンセプトで2年目を迎える。

ジェームス・キーは、トロ・ロッソの視点ではホンダとのワークスパートナーシップは多くのポジティブな変化を見い出していると語る。

「ホンダとの作業、ワークスチームとしての作業は、我々にとってまったく異なる世界だった」とジェームス・キーは RACER にコメント。

「パワーユニットサプライヤーとのこのような強力なコラボレーションはトロ・ロッソにとって新しいことだが、本当に歓迎すべき状況だ」

「ホンダは一緒に仕事をすることは素晴らしいと言わざるを得ない。我々はかなり強い共通の目標を共有しているし、これまでは非常に良い作業関係を築いている。まったくこのままの状態が継続しない理由は見当たらない」

ジェームス・キーは、最近の歴史を元にしてトロ・ロッソとホンダのパートナーシップが成功しないとの見方は間違っていると警告。トロ・ロッソもホンダも2017年の期待外れなシーズンから挽回できると信じて仕事をしていると語る。

「我々の仕事の仕方で本当に良いと思っていることは、お互いに非常に透明であることだ。懸念や問題点があれば、我々は常にそこを強調している」とジェームス・キーは語る。

「例えば、ホンダは昨年見舞われていた問題について非常に正直だし、それらがどのような状況にあるかを話してくれている。我々は同じことをやってきた。我々の目標を達成する方法について本当にオープンに議論してきたが、全てのデータやリソースはバックアップされている」

「素晴らしい経験だったと思う。ホンダのような重要な大企業と仕事をする唯一のチームであり、それは大きな責任なので懸命に仕事をしている。だが、我々がやってきた方法、現時点で我々が取り組んでいる方法は非常にポジティブなものだと思う」

「今年、我々はいくつかサプライズをもたらすだろうと考えている。もちろん、疑問な部分もたくさんあるし、トラックに出てみるまで決してわからない。だが、ホンダ側で彼らが本当にかなり懸命に仕事をしているのは確かだし、彼らはポジティブにスタートを切りたいと望んでいる」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ