トロ・ロッソ
カルロス・サインツは、トロ・ロッソがプレシーズンテストで走らせているのは、基本的に新しいパーツを装着した昨年のマシンだと述べた。

トロ・ロッソは、2015年仕様のフェラーリ製パワーユニットを搭載するという決定が遅れ、新車の開発時間が不足した。

トロ・ロッソは、今回のテストで使用しているマシンをSTR11だとしているが、実際に新車が投入されるのはカラーリングも発表になる3月1日にスタートする2回目のプレシーズンテストからのようだ。

「僕たちは去年と今年のいくつかのパーツミックスしたクルマをまとめた。現時点ではSTR11のパーツを搭載したSTR10だ」とカルロス・サインツは述べた。

「まだパフォーマンスは感じていないけど、それは新車が到着していないからだ」

「新しいパーツが全て装着された完全なSTR11をもっと評価できる来週にはもう少し感触を伝えられると思う」

カルロス・サインツは、テスト3日目に最多となる161周を走行した。

昨年、信頼性はトロ・ロッソのアキレス腱だったこともあり、カルロス・サインツは生産的な一日に満足していると語る。

「僕たちは毎日多くのマイレージを重ねている。それがここに来たときの目標だった」とカルロス・サインツは述べた。

「信頼性以外には目を向けていない。そこが去年の僕たちの弱点だったし、現時点ではクルマが周回を重ねても、大きな問題はないと確信している」

「対処しなければならないとても小さな問題はあるけど、それ以外は進歩しているし、今年はもっと良い信頼性があると確信している」

「パフォーマンスには目を向けていない。ラップやイムや、今日どの位置で終えたのかさえわかっていないしね」

「全てのパーツがまとまり、完全なSTR11が仕上がる来週にはもう少し味わえると思う」

カルロス・サインツは、テスト3日目のセッション中にピットレーン出口でマシンをストップさせたが、それは予防措置だったと述べた。

「ピットストップの練習をしていたし、チームはタイヤのひとつが完全に装着されているかわからなかったので、ピットレースの出口でストップさせた」

「問題としてそれに言及しているわけではない。内部的には小さな問題はたくさんあったけど、この特定な問題はあまり懸念していない。ただのピットストップだった」

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カテゴリー: F1 / トロロッソ