SUPER GT×DTM、GT500勢はジェンソン・バトンが9位フィニッシュ
DTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)第9戦ホッケンハイムのレース1が10月5日(土)に行われ、SUPER GT勢はNo.1 Honda NSX-GT(TEAM KUNIMITSU)のジェンソン・バトンが6番手グリッドからスタートし、9位のシングルフィニッシュ。No.37 LEXUS LC500(LEXUS TEAM KeePer TOM’S)の平川亮は13位、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500(NISMO)の松田次生は未完走となった。
雨が降ったり、止んだりと不安定な天候となった公式予選。現地時間の10:35から予定通り始まった20分間の予選はウエットコンディションとなった。No.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトン、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生、No.37 LEXUS LC500の平川亮もセッションの最初からコースイン。前日のFP1同様にハンコックタイヤのレインタイヤに苦しみながら周回を重ねる。残り10分程となったところで1号車バトンはピットインし、タイヤの内圧を調整するような作業を行う。また35号車の松田もピットインし、こちらはタイヤ交換を行う。再びコースインしたバトンは、1分46秒206というタイムをマークし、一気に上位に浮上する。その後DTM勢もタイムを上げたため、7番手で予選を終える。しかし予選終了後に他車のタイムが抹消された為、最終的に6番手から決勝レースに臨むこととなった。
37号車の平川は最後のアタック機会をイエローフラッグで阻まれ20番手、35号車の松田は21番手となった。ポールポジションは2019年チャンピオン、No.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラストが1分45秒552をマークして獲得した。
午後に行われたレース1の決勝はドライコンディションに。現地時間13:30に記念すべきSUPER GTとDTMの初となる公式レースが始まると思われたフォーメーションラップで、なんと21番グリッドスタートのNo.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生が動けずストップ。牽引されてピットロードに運ばれる。
注目のスタートはSUPER GTのローリングスタートではなく、DTMはスタンディングスタートで行われる。6番手のNo.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトンは動き出しで明らかに周囲のマシンに遅れて順位を下げてしまったが、その後、オープニングラップで巻き返して7番手にポジションを戻す。No.37 LEXUS LC500の平川亮は好スタートを決めてひとつ順位を上げるも、オープニングラップを終えて1周目でピットインし、ピットストップ義務をクリアしつつ、クリアな状態でペースを上げる作戦に。その後はタイヤのマネジメントのためか、順位に大きな変動はないまま中盤戦へ進み、17周過ぎには、駆動系のトラブルを修復した35号車の松田がピットアウトしてコースイン。観衆からは拍手が起きる。
その翌周、8番手を走行していたバトンがピットイン。しかし、左リヤタイヤの交換作業に時間がかかり、約7秒程度のロスをしてしまい、コースに戻った時には17番手まで順位を落としてしまう。その直後の19周目にはBMWの1台がスローダウンしてコースサイドにストップし、ここでセーフティカーが導入。このタイミングで平川は2度目のピットインをし、15番手でコースに復帰。ピットストップで順位が入り乱れるなか、バトンは13番手に順位を上げる。
22周目にはセーフティカーがアウトして、2列に並んでローリングでのリスタートが行われ、1コーナーで飛び出すマシンや接触するマシンもでるなか、バトンは序々に順位を上げて31周目には11番手、34周目には前のアウディをオーバーテイクするなど見せ場を作り、日本勢でトップとなる9番手まで順位を上げてフィニッシュ。2ストップ作戦を選択した37号車の平川は13位、レース途中でコースインを果たした35号車の松田は21周を周回したが未完走扱いとなった。
優勝はチャンピオンNo.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラスト。チェッカー後は1コーナーでドーナツターンを見せ、クルマを降りて履いているドライビングシューズを観客席に投げ込んで喜びをアピールし、ファンを盛り上げた。
カテゴリー: F1 / SUPER GT
雨が降ったり、止んだりと不安定な天候となった公式予選。現地時間の10:35から予定通り始まった20分間の予選はウエットコンディションとなった。No.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトン、No.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生、No.37 LEXUS LC500の平川亮もセッションの最初からコースイン。前日のFP1同様にハンコックタイヤのレインタイヤに苦しみながら周回を重ねる。残り10分程となったところで1号車バトンはピットインし、タイヤの内圧を調整するような作業を行う。また35号車の松田もピットインし、こちらはタイヤ交換を行う。再びコースインしたバトンは、1分46秒206というタイムをマークし、一気に上位に浮上する。その後DTM勢もタイムを上げたため、7番手で予選を終える。しかし予選終了後に他車のタイムが抹消された為、最終的に6番手から決勝レースに臨むこととなった。
37号車の平川は最後のアタック機会をイエローフラッグで阻まれ20番手、35号車の松田は21番手となった。ポールポジションは2019年チャンピオン、No.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラストが1分45秒552をマークして獲得した。
午後に行われたレース1の決勝はドライコンディションに。現地時間13:30に記念すべきSUPER GTとDTMの初となる公式レースが始まると思われたフォーメーションラップで、なんと21番グリッドスタートのNo.35 NISSAN GT-R NISMO GT500の松田次生が動けずストップ。牽引されてピットロードに運ばれる。
注目のスタートはSUPER GTのローリングスタートではなく、DTMはスタンディングスタートで行われる。6番手のNo.1 Honda NSX-GTのジェンソン・バトンは動き出しで明らかに周囲のマシンに遅れて順位を下げてしまったが、その後、オープニングラップで巻き返して7番手にポジションを戻す。No.37 LEXUS LC500の平川亮は好スタートを決めてひとつ順位を上げるも、オープニングラップを終えて1周目でピットインし、ピットストップ義務をクリアしつつ、クリアな状態でペースを上げる作戦に。その後はタイヤのマネジメントのためか、順位に大きな変動はないまま中盤戦へ進み、17周過ぎには、駆動系のトラブルを修復した35号車の松田がピットアウトしてコースイン。観衆からは拍手が起きる。
その翌周、8番手を走行していたバトンがピットイン。しかし、左リヤタイヤの交換作業に時間がかかり、約7秒程度のロスをしてしまい、コースに戻った時には17番手まで順位を落としてしまう。その直後の19周目にはBMWの1台がスローダウンしてコースサイドにストップし、ここでセーフティカーが導入。このタイミングで平川は2度目のピットインをし、15番手でコースに復帰。ピットストップで順位が入り乱れるなか、バトンは13番手に順位を上げる。
22周目にはセーフティカーがアウトして、2列に並んでローリングでのリスタートが行われ、1コーナーで飛び出すマシンや接触するマシンもでるなか、バトンは序々に順位を上げて31周目には11番手、34周目には前のアウディをオーバーテイクするなど見せ場を作り、日本勢でトップとなる9番手まで順位を上げてフィニッシュ。2ストップ作戦を選択した37号車の平川は13位、レース途中でコースインを果たした35号車の松田は21周を周回したが未完走扱いとなった。
優勝はチャンピオンNo.33 AUDI SPORT TEAM ROSBERGのレネ・ラスト。チェッカー後は1コーナーでドーナツターンを見せ、クルマを降りて履いているドライビングシューズを観客席に投げ込んで喜びをアピールし、ファンを盛り上げた。
カテゴリー: F1 / SUPER GT