ミハエル・シューマッハ
ミハエル・シューマッハが、2011年シーズンへの抱負を語った。

チームの冬季テストプログラムをどう判断していますか?
フィーリングはいいね。チームはマシンに改善が必要だと確認されていた全てのエリア具体化させるために冬にわたって非常に懸命に作業してきた。

冬に確認したデータはかなり励みになったけど、データとレーストラックでの現実がかなり違うかもしれないということは僕たち全員が理解している。ドライバーとしてはもちろん十分に進歩できたことを願っているし、僕たちはそれを達成できていると思う。表彰台を争えると確信しているし、いくつかのレースでは優勝争いができることを期待している。そうは言っても、シーズンが始まってみなければわからない。最終的に実際のイメージを把握するためにメルボルンに行くのが待ち切れないよ。

困難なスタートからバルセロナでの優れたアップグレードまで冬の間の傾向はポジティブなものでしたね。同じ進歩を続けられるでしょうか?
もちろんトライするし、間違いなくそうするつもりだ。言ったように予測するのは難しいけど、これまで実施した全ての作業に満足している。

今年は復帰2年目になります。12ケ月前とはどれくらい違うと感じていますか?
今年はまったく違っていると感じている。去年はテストシミュレーション、マシン、チーム、構造といった全てが新しかった。1年経った今は、どのエリアに取り組むべきかをずっと理解できている。チームにもより打ち解けているし、僕たちにはとても腕のいい熱心な人々の素晴らしいグループがある。やっていることを楽しんでいるし、メルセデスとの作業を楽しんでいる。次に質問したいであろうことを先に言ってしまえば、復帰するという決断を後悔したことはないよ!

KERSや可変リアウイングといったマシンの新しいシステムで数千キロ走りましたが、それらはレースにどれくらいのインパクトを与えるでしょうか?
これまで見てきた感じでは、それらのシステムはインアパクトを与えると思っているけど、ボタンを押して、簡単にオーバーテイクができるというほどのものではない。新しい可能性から最大限のアドバンテージを見い出すには、適切なポジションにいて、適切な瞬間をとらえなければならない。レースでしか完全に理解して満足に働くかは把握できない。

ピレリタイヤに適応するためにどれくらい変更が必要でしたか? レース状況でそれらの最大限を引き出すための鍵は何ですか?
タイヤは全員にとって同じだし、僕たち全員がそれらとうまくやっていけると確信している。もちろん、F1ドライバーは敏感なので違いを感じているけど、刺激的な変化だし、僕たちはそれらに対処するために訓練されている。僕の考えでは、タイヤを最大限に働かせるためには戦略が鍵になると思う。

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カテゴリー: F1 / ミハエル・シューマッハ / メルセデスF1