2022年 F1サウジアラビアGP予選:ドライバーコメント(11番手~20番手)
2022年F1第2戦サウジアラビアグランプリの予選で10位から20位だったドライバーのコメント。

3月26日(土)にジェッダ・コーニッシュ・サーキットでサウジアラビアグランプリの予選が行われた。Q1ではルイス・ハミルトン(メルセデス)が敗退、Q2ではミック・シューマッハ(ハース)がクラッシュと波乱含みのセッションとなった。

11位:ランド・ノリス(マクラーレン)
「今日ははるかに良かった。バーレーン以降、より多くのポジティブな点があるし、現実的に、僕たちはQ3に進めたはずだ。もっと速く走れたエリアがいくつかあったし、それがQ3進出を妨げた。トラフィックが多かった。みんながウォームアップラップをしていたことで、クリーンなラップをまとめるのが難しかったけど、僕もミスをした。今日は良い一日だったし、明日はポイントを狙えると思う。最後にミックが無事なことがわかってよかった。彼がはやく回復して元気になることを願っている」

12位:ダニエル・リカルド(マクラーレン)
「チームとしてこの結果にポジティブになっていいと思う。1週間前の僕たちはこのような競争力のあるポジションにはいなかっし、Q3を争うこともなかった。2台とも約コンマ1秒遅れだった。よりスムーズな週末だったと思うし、明日は良い戦略を実行して、トップ10入りを目指したい。大きな衝撃を受けたミックが無事だと聞いてよかった。彼がはやく回復することを祈っている。彼に会うのを楽しみにしている」

13位:周冠宇(アルファロメオ)
「自分のパフォーマンスに目を向ける前に、ニコラスとミックの両方がクラッシュの後、元気でいるのを見て安心した。それが最も重要なことだ。今夜のパフォーマンスにはとても満足している。特にここに来るときの期待はかなり保守的なものだったからね。僕にとって比較的新しいトラックだし、とても速いし、ストリート・サーキットでF1カーを運転するのは初めてだった。Q2に進んで、Q3の現実的なチャンスを得られたのはとてもポジティブな気持ちだ。週末を通してセッションごとに改善できた。それが重要だ。Q2の赤旗で計画を妥協して、最終的に1セットのタイヤが残ってしまったけど、13位には満足している。チャレンジングなトラックだ。限界までプッシュする必要があるし、素晴らしいラップとミスとの間はかなり紙一重だ。ルーキーとしてここでクリーンな予選セッションができたのは本当に良いことだし、チームメイトやトップの連中に近づけたのはさらに良いことだ。明日にどうなるかは見てみよう。去年のようになれば、レースはカオスなものになる可能性がある。トラブルに巻き込まれず、どれだけ進歩できるかを見極める必要があるけど、ポイントは現実的だと思う」

14位:ミック・シューマッハ(ハース)
「みんな、僕は元気だ。親切なメッセージありがとう。ハースF1チームの車の感触は素晴らしいかった。僕たちはより強くなって戻ってくる」

15位:ランス・ストロール(アストンマーティン)
「予選後の最も重要なことは、大きな事故を起こしたミックが大丈夫そうなことだ。車の中で再開を待つのは簡単ではなかったし、再び出ていく前に彼の状態についてアップデートを得ることができて良かった。15番手はおそらく今日達成できる最大の結果だったと思う。車のバランスはまずまずだけど、順位を上げるためにはグリップが不足している。 昨年のここは本当に波乱万丈のレースだったので、明日も同じようなチャンスが期待できる。僕たちは素早く対応する準備ができているし、進歩できることを期待している」

16位:ルイス・ハミルトン(メルセデス)
「ミックが無事なことを願っている。あのコーナーは170mph(時速273キロ)だし、起こったことを見るのは恐ろしい。これは、このトラックで見た中で最大のクラッシュだ。僕に関しては、今日は車のバランスに苦労した。リアエンドがスナップしていたし、僕たちが望んでいた仕上げりではなかった。今夜はセットアップが間違った方向に進んでいたし、このセッションでは車を乗りこなせなかった。FP3では車のフィーリングは良かったけど、突然、予選で運転が難しくなっていたし、ナーバスに感じたので奇妙だ。全員が可能な限りハードに仕事をしているし、ポジティブであり続けようとしている。明日はベストを尽くして、何ができるか見ていくつもりだ」

17位:アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)
「トリッキーな一日だった。Q2に到達する力はあると感じていたけど、特に気温が下がる夜間にタイヤを機能させるのが少し難しかった。悪い車ではないけど、タイヤはとてもセンシティブだし、作動ウインドウを逃していた。やらなければならない作業はたくさんあるけど、レースでは良いペースがあるはずなので、その点に関してはポジティブだ。オーバーテイクはトリッキーだけど、ペースアドバンテージがあることを願っている」

18位:ニコ・ヒュルケンベルグ(アストンマーティン)
「もう少し良い予選ができたと思う。ターン1とターン13でミスをしてしまい、コンマ3秒くらい犠牲になったと思うし、Q2進出の助けにはならなかった。このサーキットは速いし、各コーナーで車に多くのことが起こるのでとても激しい。そこがレースから離れた後、慣れるのが最も難しいことだった。純粋にフィジカル的にここはキャリアの中でも最も厳しいレースのひとつかもしれない。でも、明日の僕のゴールは、車をクリーンに保って、順位を上げて、レースを完走して、車を開発し続けるためにチームにできる限り多くの情報を与えることだ」

19位:ニコラス・ラティフィ(ウィリアムズ)
「ターン13でブレーキをかけたときにリアのコントロールを失った感じだったので、データを調べて正確な原因を理解する必要がある。週末を通してあのコーナーでリアリミテッドになったのは初めてだったのでかなり驚いた。コストのかかるミスだったのでチームに本当に申し訳なく思う。明日について現時点で話すのは難しいけど、車のフィーリングはバーレーンよりは少しいい感じだ。でも、まだやるべきことはたくさんある。長いレースだし、そこにいなければならない」

20位:角田裕毅(アルファタウリ)
「予選での問題でタイムを設定できず、残念な一日でした。車内では何も感じませんでしたが、チームから問題があるのでピットに戻ってこいと言われました。今週末は車に自信があったので走れなかったのは残念です。僕たちの目標はQ3進出でした。バーレーンのようにオーバーテイクは簡単ではないですし、ほとんどのコーナーが高速ですが、前進するためにベストを尽くします」

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カテゴリー: F1 / F1サウジアラビアGP / F1ドライバー