小林可夢偉 ザウバー F1ヨーロッパGP
ザウバーは、F1ヨーロッパGP初日のフリー走行で小林可夢偉が14番手、ペドロ・デ・ラ・ロサが15番手だった。

小林可夢偉 (14番手)
「今日はとても多くのプログラムをこなしましたが、非常にうまく進んだと思います。新しい空力パッケージを使っていますので、それにあわせた最適なクルマのバランスを見つけ、慣れることが重要です。まずまずの状態まできているので、これからデータをしっかりと検証すればさらによくなると思います。午前中の路面は思っていた以上に汚れていたので、タイヤのデグラデーションが大きかったですが、路面がよくなってきた午後にはなかったです」

ペドロ・デ・ラ・ロサ (15番手)
「明日の予選に備えて、一日中クルマに多くの変更を施した。一番の焦点はブレーキングでクルマを安定させるためにブレーキパフォーマンスに取り組むことだった。両方のタイヤは暖かいアスファルトでかなりうまく働いていたし、カナダのような問題はないと思う。僕にとって、このトラックで運転するのは初めてだった。ブレーキングポイントが多いので学ぶのに数周かかったけど、すぐに好きになったよ」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「今日は午前と午後ともに非常に忙しいプログラムを予定していたので、車体側に何も問題が起きずによかった。新しい空力パッケージにクルマのセットアップをあわせ込むこむ作業を行った。最初のステップは、クルマをドライバーが運転しやすくなるようにすることだった。明日以降に向けたセットアップの方向性を見つけることはできたが、さらにこれからすべてのデータを見直して、どのようなステップをとれるかしっかりと検証しなければならない。ロングランではラップタイムが安定するように走る必要がある。さらにセクターごとのタイムをみても、タイムにきちんと反映されているわけではない。ドライバーがクルマから最大限のパフォーマンスを引き出し、1周のタイムをまとめられるようにしなければならない。いくつか進化があったが、まだするべきことがある」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ヨーロッパGP