タチアナ・カルデロン
ザウバーは、2017年の開発ドライバーとして女性ドライバーのタチアナ・カルデロンと契約したことを発表した。

コロンビア出身のタチアナ・カルデロンは、主にヒンウィルのファクトリーでシミュレーション作業に集中しつつ、レースドライバーのパスカル・ウェーレイン、マーカス・エリクソンととっもにグランプリに帯同する。

タチアナ・カルデロンが、今年C36をテストする機会を得られるかどうかは不明だが、義務的な若手ドライバーテストに参加する資格がある。

タチアナ・カルデロンはその可能性があると述べており、実現した場合は、2015年のF1イギリスGPでスージー・ヴォルフがウィリアムズでフリー走行に出走して以来のF1カーを運転する女性ドライバーとなる。

「タチアナをザウバーファミリーに迎えることができてとても嬉しいです」とザウバーのチーム代表モニーシャ・カルテンボーンは語る。

「我々にはタチアナがレースの知識とスキルをさらに習得することができるプロフェッショナルなプラットフォームを提供する機会と施設があります」

「我々は彼女の将来のレーシングキャリアのために徹底的なノウハウを提供できると確信しています」

2016年にアーデンでGP3を戦ったタチアナ・カルデロンは、今年も同シリーズに参戦する予定だが、まだどのチームでレースをするかは発表されていない。
以前、タチアナ・カルデロンはF3ヨーロッパ選手権で3シーズン戦っており、2015-2016のMRFチャレンジでは2位を獲得している。

「ザウバーは私にポテンシャルがあると認めてくれました。彼らは私が努力家で献身的な人間だということをわかってくれています」とタチアナ・カルデロンはコメント。

「この機会に本当に感謝しています。このドアを開けてくれたモニーシャとチーム全体に感謝したいです」

「一生懸命に仕事をして、彼らから出来る限り多くのことを学ぶ準備はできています」

「もちろん、F1カーを走らせるのは夢です。チャンスが来た場合に備えたいです」

「この機会はそれを実現するための本当に良いスタートです」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム