イョルグ・ザンダー
ザウバーは、アウディ・スポーツのエンジニアリンク責任者を務めるイョルグ・ザンダーが、2017年にテクニカルディレクターとしてチームに加入することを発表した。

今シーズン末でアウディがWECを撤退することにともない、イョルグ・ザンダーはアウディの技術責任者としての役割を辞任し、ザウバーで空席になっていたテクニカルディレクターの役割に就任する。

52歳のイョルグ・ザンダーは、過去にトヨタ、BARホンダ、ウィリアムズ、ホンダ、ブラウンGPで働いた経験があり、BMWザウバーでは、テクニカルディレクターのウィリー・ランプの元で1年間チーフデザイナーを務めていた。

2009年にイョルグ・ザンダーは自動車エンジニアリング会社を設立するためにF1を離れ、2011年にはHRTで復帰目前のところまでいった。

その後、2015年にテクニカルディレクターとしてアウディ・スポーツに加入したイョルグ・ザンダーは、ザウバーでも同じ役割を担うとみられている。

ザウバーは、ロングボウ・ファウナンスへの買収が成立して以降、雇用を強化している。

8月にはマックス・フェルスタッペンの元エンジニアであるセビ・プヒョラーが加入。9月にはフェラーリとハースでストラテジストを務めたルース・バスクームがレースストラテジストとして獲得し、空力責任者としてニコラス・エンネル・デ・ボープレオを獲得している。

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / アウディ