小林可夢偉 F1ブラジルGP 結果
ザウバーは、F1ブラジルGPの決勝レースで、小林可夢偉が9位入賞。セルジオ・ペレスはリタイアだった。

ザウバーでの最後のレースとなった小林可夢偉。レース序盤に接触によりフロントウイングを破損するアクシデントはあったが、その後はレース巧者ぶりを発揮。終盤に7位をかけたミハエル・シューマッハのとのバトルでスピンして惜しくも順位を落としたが、9位入賞というカタチでシーズンを終えた。

ドライバーズ選手権では、セルジオ・ペレスが66ポイントを獲得して10位、小林可夢偉は60ポイントを獲得して12位。コンストラクターズ選手権では、目標の打倒メルセデスは叶わず、ザウバー126ポイントの獲得で6位だった

小林可夢偉 (9位)
「いいスタートをして、混乱にも巻き込まれませんでした。レース序盤はよかったです。その後小雨が降り出して、すごく難しいコンディションになってきた時にマーク・ウエーバーと接触があって、8周目にインターミディエイトに履き変えたときにノーズを交換しました。18周目にドライのハードタイヤに履き変えました。理由は分からないですがちょっと長いストップでしたが、ふたたび6番手に戻りました。正直なところ最後のピットストップは1周遅かったと思います。路面状況はインターミディエイトでしたが、ただその時の天気予報は回復傾向だったので、ステイアウトした翌周にピットインしましたが、今度は左フロントタイヤの交換に時間がかかってしまいました。レース終盤、僕のペースはミハエル(シューマッハ)よりも速かったので、追い抜きを試みましたが、イン側のラインが走行ラインよりもかなり濡れていて、リヤが滑ってしまいました。全体的にはいいレースだったと思います。自分のレースができたしコース上で戦うことができました。僕がこのチームと一緒に戦う最後のレースでポイントを獲得できたことは嬉しく思います。一緒に楽しい時間を過ごせたザウバーチームに感謝しています。これからすぐに僕は来年のF1シートを捜しに入ります」

セルジオ・ペレス (リタイア)
「違ったカタチでシーズンを終えたかった。3度の表彰台を獲得できて素晴らしいシーズンだったし、ザウバーの全員に感謝したい。チームの幸運を心から祈っているし、これからの新しいチャレンジが始まる。今日はスタート後に何が起こったのかよくわからなかった。他のクルマとの接触を避けるためにインサイドに行き、誰かが僕に衝突してきた」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ブラジルGP