小林可夢偉 F1 ヨーロッパGP
ザウバーは、F1ヨーロッパGP初日のフリー走行で、セルジオ・ペレスが16番手、小林可夢偉は17番手だった。

小林可夢偉 (17番手)
「僕にとっては難しい1日でした。まず午前中はスロットルペダルの問題で予定していたプログラムを消化できませんでした。午後のフリー走行2回目では、クルマは少し良く感じたしいいラップタイムを刻めるとポジティブな気分でした」

「ただ、新品のオプションタイヤで出て行ったとき、すぐに右フロントタイヤにフラットスポットを作ってしまいました。セッション後半に行ったロングランはオーケーです。明日は今日よりはいいと思います」

セルジオ・ペレス (16番手)
「何よりもマシンに戻れたことが嬉しい。全て問題はなかった。感覚は良かったし、そこにたどり着くために先週多くの作業をしてきた。すぐにスピードを上げることができたし、それは良いことだ。全体的にここでは少しペースが遅れているように思う。マシンを改善するために今夜やらなければならない作業がかなりある。タイヤに関してはミディアム・コンパウンドの温度を上げるのが難しかったね。ここのサーキット全体の問題は低いグリップだ。かなりダスティだし、ソフトタイヤでさえ適切なグリップレベルを見い出すのは難しい。いくつか整理して、良い予選ができることを願っている」

ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「今朝のセッションは路面が非常に滑りやすいコンディションだったので、ふたりのドライバーはそれぞれ1セットのタイヤしか使わなかった。そのなかで空力とメカニカルのテストを行ったが、残念ながら可夢偉にはスロットルペダル関連の問題が置、走行時間を失ってしまった。午後は通常どおりタイヤの比較を行いながら、セットアップワークを続けた。後半にはロングランを行ってタイヤのもちを確認した。もう少し第2セクターを改善しなければならない。さらにふたりともセクタータイムを揃えることも出来なかったので、今日のラップタイムが我々本来のパフォーマンスを表しているわけではない」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / 小林可夢偉 / F1ヨーロッパGP