ザウバー:小林可夢偉、クラッシュで15番手 (F1カナダGP初日)
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小林可夢偉 (15番手)
「今日は忙しいプログラムでした。午前中は路面が非常に滑りやすくて、非常に運転しづらかったです。テストした新しいコンパウンドでのクルマのバランスについては判断するのが難しいです」
「それでも異なったダウンフォースレベルをトライして、セットアップにも取り組んでいました。午後のセッションではクルマは良く感じていましたが、スーパーソフトタイヤを履いて速いラップを出そうとしたときにミスをして壁にぶつけてしまいました。これは僕のせいです。今回臨時で新しいチームメイトについてですが、ペドロは去年からよく知っているし、今週末はできるだけサポートしていきたいと思っています。そしてセルジオが早く完治することを祈っています」
ペドロ・デ・ラ・ロサ (18番手)
「まずなにより、セルジオが早く良くなることを願っている。今日マシンに乗ることは予想外だった。マシンに乗るために多くのことを準備しなければならなかったけど、幸運にもなんとか1周きとんとした走行をすることができた。もちろん、2011年マシについて多くのことを学ばなければならないけど、今最も重要なことは、シートとペダルに不安がないようにすることだ。準備はできていると感じているけど、もう少しだけマシンでの時間が必要だね」
ジェームス・キー:テクニカルディレクター
「セルジオがドライブできるまで充分治っていなかったのは大変残念だが、急なタイミングながら代走を受け入れてくれたペドロに感謝したい。もちろん我々はペドロのことをよく知っているので、それも助けになった。さらに、エンジニアやメカニックをはじめ、チームが午後のセッション中に、シートフィッティングをしてクルマを送り出すという素晴らしい仕事をしてくれた。ペドロにとってはとにかく明日に向けてクルマのフィーリングを掴んでもらうのが大切だった。可夢偉は通常どおりの午後のプログラムだった。ただ、スーパーソフトタイヤで走行中に縁石に乗ってラインが膨らんでしまい、それ以上走り続けることができなかった。そこまではうまく進んでいた。まだいくつか仕事が残っているが、明日は収穫のある一日になることを楽しみにしている」
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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム / F1カナダGP