ザウバー
ザウバーは、F1中国GPで必ずしも1ストップ戦略を採るわけではないと述べた。

ザウバー C30は、ライバルチームよりタイヤに優しいマシンとされており、開幕戦オーストラリアGPではセルジオ・ペレスが1ストップ戦略で7位フィニッシュして周囲を驚かせた。

上海インターナショナル・サーキットは、先週末のセパンと比較してタイヤデグラデーションは高くないが、ザウバーはタイヤ戦略について柔軟に考えていると主張した。

ザウバーは1ストップ戦略かと質問されたテクニカルディレクターのジェイムス・キーは「簡単な話ではない」とコメント。

「あらゆるオプションを考慮しなければならない。ここはそれほどデグラデーションが酷くないが、高速コーナーがあるので摩耗は異なる。ピットレーンのタイムロスは異なるし、それに加え、2つのタイヤのパフォーマンス、路面温度も異なる」

ジェームス・キーは、ザウバーのタイヤに優しい特性によって、セルジオ・ペレスと小林可夢偉のQ3進出の妨げになったと述べた。

「主な問題はセクター1だった。新品タイヤで計時ラップを行う場合、タイヤがまだ入っていないことがわかった。最初の2〜3コーナーはあまりに遅いが、2周目では新品タイヤを使い果たしてしまうのでもうグリップはない」

「それらをもたらすのはやや難しいし、メルボルンでもそうだった。メルボルンでは予選で3ラップ以上することができたが、このサーキットはタイヤに少し厳しいのでトリッキーだ」

「もう少し太陽が出ていれば、オプションでも問題はなかっただろう。だが、予選はかなり気温が低かった。加えて、(ヴィタリー)ペトロフがストップし、順番を待たなければならなかった。トラフィックもあり、タイヤの熱を維持するには好ましくなかった」

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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム