ザウバー
ザウバーのテクニカルディレクターを務めるジェイムス・キーが、C30の現状での仕上がり具合を語った。

ザウバー C30は、昨年マシンC29同様、中高速コーナーでは優れたパフォーマンスを示しているが、弱点とされていた低速コーナーではまだ課題が残るとジェイムス・キーは語る。

「安定性については間違いなく去年よりも進歩している」とジェイムス・キーはコメント。

「成し遂げようとしていたことの結果は出ているし、我々が見いだしている方向性が自然とマシンの安定性に役だっている」

「去年の高速でのパフォーマンスも損なわれていない。やらなければならない作業はあるが、我々の目標のひとつは、テストでマシンを理解し、手に負えないようなサプライズを経験しないことだった。全体的に見てそれが我々の現状だ」

「バルセロナでは、セクター1とセクター2ではそれなりに良かったが、セクター3が弱点だった。まだ低速コーナーを100%捕えられていないが、いくつかではバランスが取れていると思う。高速セクションはそれなりに良いが、一周目ではタイヤをかなり早く食ってしまっていた。低速コーナーに取り組む必要がある。それほど悪くはないが100%ではない。

今季は、中団チームのパフォーマンスが接近しており、ザウバーはトロ・ロッソやウィリアムズといったチームと争うことになるそうだが、ジェイムス・キーはまだ勢力図は予想できないと語る。

「接戦だが、まだ予想するのは難しい」

「柔らかいタイヤで走っている場合、異なるタイヤコンパウンドは明らかに一発のラップタイムにアドバンテージをもたらす。軽い燃料とソフトタイヤで出ていけば速そうに見える。それは我々のアプローチではない」

「我々は、パフォーマンスに徹底するよりも、むしろセットアップや一般的なことに集中してきた。かなりタイトに見えるが、みんながどの位置にいるかを話すのはとても難しい。我々がどの位置にいるかはわからない。問題はないと思っているし、かなり賢明なアプローチをとっていると思う」

ジェイムス・キーは、C30の冷却系の改善に満足していると述べた。

「クーリングには本当に満足している。レイアウトに関して、今年のクルマは去年とは非常に異なるアプローチをとった。かなりアブレッシブだ。クーラーはより効率的だが、よりタイトにパッケージされているし、冷却効率に関してはC29よりも良くなっている。マシンの他の部分で熱のマネジメントに取り組む必要はあったが、大きな問題や懸念はなかった」

ザウバー C30は、フェラーリ製のKERSを搭載するが、ジェイムス・キーはフェラーリのKERSにポジティブな飲酒を持っている。

「学習しているところだ。2009年にこのチームに起こったことにはコメントできないが、大勢の人間がKERSに悪い記憶を持っている。おそらく他のチームにもそういう人間はたくさんいるだろうけどね!」

「フェラーリのユニットで良いことは、1シーズンを過ごしているということだ。フェラーリは、KERSを進歩させた数少ないチームのひとつだ。今季向けてKERSはアップデートされているし、最適化されている」

「ブレーキングに関しては予測できていなかったが問題はない。ドライバーにブレーキングの問題は全くなかったので、フェラーリは本当に良い仕事をしていると思う。安定性も優れている。私が以前懸念していたことは、予想していたような問題にはなっていない」



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カテゴリー: F1 / ザウバーF1チーム