佐藤琢磨 「苦しい展開だった」 接触のピゴットに苦言も / インディカー
佐藤琢磨は、インディカー 第12戦 トロントの決勝を16位で終えた。
10番グリッドからスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、新品タイヤに交換した後に他のマシンとの接触によりタイヤをパンクさせるなど不運が重なり、16位でレースをフィニッシュ。
「展開としては非常に悪かったですね」と佐藤琢磨はコメント。
「クルマが速かっただけに・・・ブラックタイヤでは最も速いグループの一台だったと思うし、今、雨が降って来てるし、今日はちょっとタイミングも全て遅くなっちゃった感じですね」
「雨かイエローがあれば、ピット作業を終えて、リーダーの前で同一周回のグループに入っていたので、それからリーダーたちを離すかたちで周回できたので、ペースはすご強かったと思うんですね」
「そのあとイエローが入って、全員ひとつのグループになれば、また追い上げるチャンスも生まれたと思うんですけど、もう必死に走って、予選のように走って、最後もグループに追いついて何台か抜いたところでもうタイヤがなかったので。ブラックタイヤでいきたかったんですけど、パンクしてしまったので、レッドタイヤに換えて、レッドタイヤは最初の瞬発力はいいんですけど、最後もうズルズルで一度抜いた相手にも追いかけまわされる状態だったので、苦しい展開でした」
今回、チームメイトのアレキサンダー・ロッシが2位表彰台、マルコ・アンドレッティも4位とアンドレッティ・オートスポーツとしては力強い結果を残した。
「ストリートコース、僕らはかなりいいと思ってここに来てたし、ある意味僕自身も非常に楽しみにしていて、今日のウォームアップもかなりいい手応えを掴んで、実際レースでもブラックタイヤのパフォーマンス、レッドでもタイヤが酷くなるまでは他のドライバーと比べても非常に力強いペースで走れていただけに残念でした。
佐藤琢磨はピットストップ後にスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)との接触によりタイヤがパンク。それによってフロントウィングが壊れ、ノーズ交換を余儀なくされる。
「ピゴットですね。今日、ドライバーズミーティングで話したばっかりなんですよね。ターン3で外側になったドライバーはターン4でイン側になるんですけども、そのあたり『相手のことを考えていいレースを心がけよう、特にターン4は危険なところなので、気をつけるように』みたいな感じで話があった直後なんですけど、僕も並んでたんですけど、彼が入ってきて、僕はもう左側をヒットしたままで、彼はドア閉めてきて、一生懸命避けようと思いましたけど、それで当たって、タイヤがパンクして、そのパンクしたタイヤでフロントウィングが壊れてしまったというかたちですね」
「あれはタイヤ交換した後の新しいブラックだったので、もうタイヤが残ってなかったですね。もちろん、そのあと1回ニュータイヤ使いましたけど、最後に使う予定だったタイヤですから、それがなくなってしまったので、レッドタイヤに換えざるを得なかったです」
次戦はロードコースのミドオハイオとなる。
「ミドオハイオは・・・どうでしょう。ここストリートコースほどいいパフォーマンスを出せるかどうがわからないですけども、今年ロードコースでいいセッティグをそれなりに試しているので、ロードコース、ミドオハイオ、ワトキンス、ソノマと非常に大事なレースが続きますから、少しでも上のポジションで走れるように頑張っていきたいです」
第12戦を終えてチャンピオンシップは、スコット・ディクソンが423ポイントで首位をキープ。2位には3ポイント差でエリオ・カルストロネベス(チーム・ペンスキー)、3位には19ポイント差でシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が続いている。佐藤琢磨は351ポイントで7位まで後退した。
関連:【インディカー】 第12戦 結果:ニューガーデンが優勝、佐藤琢磨は16位
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
10番グリッドからスタートした佐藤琢磨(アンドレッティ・オートスポーツ)は、新品タイヤに交換した後に他のマシンとの接触によりタイヤをパンクさせるなど不運が重なり、16位でレースをフィニッシュ。
「展開としては非常に悪かったですね」と佐藤琢磨はコメント。
「クルマが速かっただけに・・・ブラックタイヤでは最も速いグループの一台だったと思うし、今、雨が降って来てるし、今日はちょっとタイミングも全て遅くなっちゃった感じですね」
「雨かイエローがあれば、ピット作業を終えて、リーダーの前で同一周回のグループに入っていたので、それからリーダーたちを離すかたちで周回できたので、ペースはすご強かったと思うんですね」
「そのあとイエローが入って、全員ひとつのグループになれば、また追い上げるチャンスも生まれたと思うんですけど、もう必死に走って、予選のように走って、最後もグループに追いついて何台か抜いたところでもうタイヤがなかったので。ブラックタイヤでいきたかったんですけど、パンクしてしまったので、レッドタイヤに換えて、レッドタイヤは最初の瞬発力はいいんですけど、最後もうズルズルで一度抜いた相手にも追いかけまわされる状態だったので、苦しい展開でした」
今回、チームメイトのアレキサンダー・ロッシが2位表彰台、マルコ・アンドレッティも4位とアンドレッティ・オートスポーツとしては力強い結果を残した。
「ストリートコース、僕らはかなりいいと思ってここに来てたし、ある意味僕自身も非常に楽しみにしていて、今日のウォームアップもかなりいい手応えを掴んで、実際レースでもブラックタイヤのパフォーマンス、レッドでもタイヤが酷くなるまでは他のドライバーと比べても非常に力強いペースで走れていただけに残念でした。
佐藤琢磨はピットストップ後にスペンサー・ピゴット(エド・カーペンター・レーシング)との接触によりタイヤがパンク。それによってフロントウィングが壊れ、ノーズ交換を余儀なくされる。
「ピゴットですね。今日、ドライバーズミーティングで話したばっかりなんですよね。ターン3で外側になったドライバーはターン4でイン側になるんですけども、そのあたり『相手のことを考えていいレースを心がけよう、特にターン4は危険なところなので、気をつけるように』みたいな感じで話があった直後なんですけど、僕も並んでたんですけど、彼が入ってきて、僕はもう左側をヒットしたままで、彼はドア閉めてきて、一生懸命避けようと思いましたけど、それで当たって、タイヤがパンクして、そのパンクしたタイヤでフロントウィングが壊れてしまったというかたちですね」
「あれはタイヤ交換した後の新しいブラックだったので、もうタイヤが残ってなかったですね。もちろん、そのあと1回ニュータイヤ使いましたけど、最後に使う予定だったタイヤですから、それがなくなってしまったので、レッドタイヤに換えざるを得なかったです」
次戦はロードコースのミドオハイオとなる。
「ミドオハイオは・・・どうでしょう。ここストリートコースほどいいパフォーマンスを出せるかどうがわからないですけども、今年ロードコースでいいセッティグをそれなりに試しているので、ロードコース、ミドオハイオ、ワトキンス、ソノマと非常に大事なレースが続きますから、少しでも上のポジションで走れるように頑張っていきたいです」
第12戦を終えてチャンピオンシップは、スコット・ディクソンが423ポイントで首位をキープ。2位には3ポイント差でエリオ・カルストロネベス(チーム・ペンスキー)、3位には19ポイント差でシモン・パジェノー(チーム・ペンスキー)が続いている。佐藤琢磨は351ポイントで7位まで後退した。
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