佐藤琢磨、予選8番手から優勝を狙う (インディカー第6戦)
佐藤琢磨は、インディカー第6戦デトロイトの予選を8番手で終えた。
インディ500の興奮も醒めやらぬうちに、インディカー・シリーズはミシガン州デトロイトに舞台を移した。ダウンタウンのすぐ北、デトロイトリバーに浮かぶベルアイルのストリートコースにおいて、今週末には第6、第7戦のダブルヘッダーが開催される。
午前中に行われたプラクティスは晴天下のドライコンディションだったが、予選が始まる直前に雨が降り始め、第1ステージの第1グループは完全なウエットコンディション、第2グループは次第に乾いて行くコンディションでの戦いとなった。
第2ステージは開始直後だけがハーフウエットで、ファイナルステージは完全なドライコンディションとなり、目まぐるしく変化するコンディションに合わせてマシンを調整するのは大変難しい状況となった。
佐藤琢磨は、ウエットコンディションを得意としており、予選第1ステージはトップタイムで悠々とクリア。しかし、第2ステージではタイムアタック中に赤旗が出される不運に見舞われ、ファイナルステージ進出を逃した。それでも予選結果は8番手で、決勝レースではトップ争いの期待できるポジションを確保した。
佐藤琢磨 (8番手)
「おもしろい予選でした。激しい雨でしたが、予選が始まると路面は瞬く間に乾いていきました。セミウエットのコンディションでは余裕を持ってトップタイムを出せましたから、予選に対して自信を持つことができました。第2ステージはハードタイヤでチェック走行をして、ソフトタイヤに履き替えてアタックに出ていきました。そのアウトトラップ中に1台のマシンがターン3でスピンして止まっており、そのセクションだけにイエローフラッグが出されていました。前を走るマシンとの間隔を広げるためにスピードを落として1周し、もう一度ターン3がローカルイエローのままだったことを確認し、アタックを始めました。そうしたら、そのラップの最中にレッドフラッグが出されたのです。あのタイミングでレッドを出す理由はなかったと思います。結局、私は一度もアタックを行うことなく予選を終えなくてはなりませんでした。がんばってくれているクルーたちのためにも、本当に悔しくてなりません」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
インディ500の興奮も醒めやらぬうちに、インディカー・シリーズはミシガン州デトロイトに舞台を移した。ダウンタウンのすぐ北、デトロイトリバーに浮かぶベルアイルのストリートコースにおいて、今週末には第6、第7戦のダブルヘッダーが開催される。
午前中に行われたプラクティスは晴天下のドライコンディションだったが、予選が始まる直前に雨が降り始め、第1ステージの第1グループは完全なウエットコンディション、第2グループは次第に乾いて行くコンディションでの戦いとなった。
第2ステージは開始直後だけがハーフウエットで、ファイナルステージは完全なドライコンディションとなり、目まぐるしく変化するコンディションに合わせてマシンを調整するのは大変難しい状況となった。
佐藤琢磨は、ウエットコンディションを得意としており、予選第1ステージはトップタイムで悠々とクリア。しかし、第2ステージではタイムアタック中に赤旗が出される不運に見舞われ、ファイナルステージ進出を逃した。それでも予選結果は8番手で、決勝レースではトップ争いの期待できるポジションを確保した。
佐藤琢磨 (8番手)
「おもしろい予選でした。激しい雨でしたが、予選が始まると路面は瞬く間に乾いていきました。セミウエットのコンディションでは余裕を持ってトップタイムを出せましたから、予選に対して自信を持つことができました。第2ステージはハードタイヤでチェック走行をして、ソフトタイヤに履き替えてアタックに出ていきました。そのアウトトラップ中に1台のマシンがターン3でスピンして止まっており、そのセクションだけにイエローフラッグが出されていました。前を走るマシンとの間隔を広げるためにスピードを落として1周し、もう一度ターン3がローカルイエローのままだったことを確認し、アタックを始めました。そうしたら、そのラップの最中にレッドフラッグが出されたのです。あのタイミングでレッドを出す理由はなかったと思います。結局、私は一度もアタックを行うことなく予選を終えなくてはなりませんでした。がんばってくれているクルーたちのためにも、本当に悔しくてなりません」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー