佐藤琢磨、アロンソ&マクラーレンのインディ500予選落ちを考察
佐藤琢磨が、2019年のインディ500で予選落ちを喫したフェルナンド・アロンソ&マクラーレンの印象を語った。
2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”を目指して今年のインディ500で2度目の挑戦を果たしたが、2017年とは異なり、新チームであるマクラーレン・レーシングとしての挑戦となった。
2017年のインディ500では佐藤琢磨のチームメイトとして6台体制のアンドレティ・オートスポーツの1台を走らせ、初挑戦ながら優れたパフォーマンスを発揮したフェルナンド・アロンソだったが、今年は1台体制のマクラーレンでプラクティスから苦戦を強いられ、最終的に36台中34番手となり、予選を通過することができなかった。
「状況を見れば明らかですよね」と佐藤琢磨は語る。
「彼らなりにもちろん最大限の準備をしてきたと思うんですけど、やっぱりこれが本当にインディ500の難しさだと思います」
「もちろん、ドライバーは間違いなく世界最高峰のドライバーだと思うんだけれど、モータースポーツ全般に言えることですけど、やっぱりインディ500に来ると、パッケージングとして成り立たなければいけなくて、マクラーレンはマクラーレンなりにもちろんいろんなアイデアだったり、準備だったりしてると思うんだけれど、本当に難しんですよね」
「ですから、そういう意味でもフェルナンドの場合はたぶん最初のチャレンジのときにたぶんあまりにも環境が良かったから、彼のドライバーとしての能力を100%引き出せる土台があったと思うんだけど、彼自身もこんなに苦戦するとは思ってなかったんじゃないいですかね」
「で、今回来て、ある意味その、後ろを走っているドライバーたちの気持ちというのは絶対彼はわからなかったと思うのでね、それをまさに今感じてるっていう意味では非常に厳しいチャレンジだと思います」
「でも、逆に言えば、それぐらいインディ500というレースの難しさと歴史ですよね。ここを走って決勝に残るというのがどれだけ大変なことか。だから、33位のドライバーの称賛されるというのもそこだと思うし、そのなかでいかにレースをうまく組み立てるというのは本当にチームワークなんですよね」
佐藤琢磨自信としては、今年の決勝は5列目の真ん中、14番グリッドからスタートする。
「タービュランスとしては本当には10番未満にしたかったんですけど、こればっかりはどうしようもないので潜り抜けます」と佐藤琢磨は語る。
「最初のスティントは絶対コンサバティブになると思うので、クルマとしては曲がらない方向になると思うんですけど、それでも右のリアがなくなっちゃうよりは全然いいので、とにかく我慢の最初の数スティントかなと。だけど、もしその状態でクルマのペースが良ければ、できるだけ早い時点でトップ10に入って、なるべく空気としては綺麗ななかで走りたいですね」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
2度のF1ワールドチャンピオンであるフェルナンド・アロンソは、世界3大レースでの“3冠”を目指して今年のインディ500で2度目の挑戦を果たしたが、2017年とは異なり、新チームであるマクラーレン・レーシングとしての挑戦となった。
2017年のインディ500では佐藤琢磨のチームメイトとして6台体制のアンドレティ・オートスポーツの1台を走らせ、初挑戦ながら優れたパフォーマンスを発揮したフェルナンド・アロンソだったが、今年は1台体制のマクラーレンでプラクティスから苦戦を強いられ、最終的に36台中34番手となり、予選を通過することができなかった。
「状況を見れば明らかですよね」と佐藤琢磨は語る。
「彼らなりにもちろん最大限の準備をしてきたと思うんですけど、やっぱりこれが本当にインディ500の難しさだと思います」
「もちろん、ドライバーは間違いなく世界最高峰のドライバーだと思うんだけれど、モータースポーツ全般に言えることですけど、やっぱりインディ500に来ると、パッケージングとして成り立たなければいけなくて、マクラーレンはマクラーレンなりにもちろんいろんなアイデアだったり、準備だったりしてると思うんだけれど、本当に難しんですよね」
「ですから、そういう意味でもフェルナンドの場合はたぶん最初のチャレンジのときにたぶんあまりにも環境が良かったから、彼のドライバーとしての能力を100%引き出せる土台があったと思うんだけど、彼自身もこんなに苦戦するとは思ってなかったんじゃないいですかね」
「で、今回来て、ある意味その、後ろを走っているドライバーたちの気持ちというのは絶対彼はわからなかったと思うのでね、それをまさに今感じてるっていう意味では非常に厳しいチャレンジだと思います」
「でも、逆に言えば、それぐらいインディ500というレースの難しさと歴史ですよね。ここを走って決勝に残るというのがどれだけ大変なことか。だから、33位のドライバーの称賛されるというのもそこだと思うし、そのなかでいかにレースをうまく組み立てるというのは本当にチームワークなんですよね」
佐藤琢磨自信としては、今年の決勝は5列目の真ん中、14番グリッドからスタートする。
「タービュランスとしては本当には10番未満にしたかったんですけど、こればっかりはどうしようもないので潜り抜けます」と佐藤琢磨は語る。
「最初のスティントは絶対コンサバティブになると思うので、クルマとしては曲がらない方向になると思うんですけど、それでも右のリアがなくなっちゃうよりは全然いいので、とにかく我慢の最初の数スティントかなと。だけど、もしその状態でクルマのペースが良ければ、できるだけ早い時点でトップ10に入って、なるべく空気としては綺麗ななかで走りたいですね」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー