佐藤琢磨 インディ500 インディアナポリス・モーター・スピードウェイ インディカー・シリーズ
佐藤琢磨は、インディ500の予選1日目「バンプデイ」を29番手で終えた。

5月19日(土)、インディアナポリス・モーター・スピードウェイで第102回インディ500の予選1日目が行われた。年は35台のエントリーがあり、2台はバンプ、つまり決勝の33台のグリッドから弾き出されることになる。

予選タイムはアウトラップ+ウォームアップラップ1周に続いて、4周での平均スピードによって決定する。

1回目のアテンプトが33番目となった昨年のインディ500ウィナーである佐藤琢磨(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシング)は、平均225.513mph(226.371mph - 225.786mph - 224.135mph - 225.771)。再アテンプトはできず、暫定29番手で予選1日目を終えた。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングは、今年のインディ500を3台体制で戦うが、グラハム・レイオールは30番手、オリオール・セルビアは31番手と低迷。オリオール・セルビアは、何度もアテンプトを行い、なんとかバンプアウトを逃れた。

「まず最初に、オリオール(セルビア)が予選を無事通過したことをうれしく思います」と佐藤琢磨はコメント。

「私たちのチームにとって、本当に厳しい一日になりました。自分たちのポジションには全く満足できていません。私としては、自分の予選アタックでのラップを楽しむことができなかった点が悔やまれます」

「アタック4周目にはひやっとする瞬間があり、アクセルを戻さざるを得ませんでした。走ったタイミングのコンディションがよくなかったのも事実ですが、私たちがまずスピード不足でした。いいコーナリングができていなかったため、アクセルを戻してしまいました」

「まだ私たちには成し遂げるべき仕事がたくさんあります。3台で集めた多くのデータをチェックします。今晩は長い夜になります。チームのエンジニアたちは懸命に働いています。明日、いいラップタイムが刻めることを期待したいです」

20日(日)には予選2日目「ポールデイ」が行われ、10位~33位、そして、ポールポジションから9位までのグリッドが確定する。

5月20日(日) インディ500 ポールデイ スケジュール(現地時間)
14:45~16:45 予選(10位~33位)
17:00~17:45 予選(上位9位)

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー