佐藤琢磨 インディ500“ファストフライデー”4番手「フロントローを目指したい」
佐藤琢磨が、インディアナポリス500予選前最後のプラクティス「ファストフライデー」で4番手タイムを記録し、予選へ向けて好位置につけた。

レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングの75号車アマダ・ホンダを駆る佐藤琢磨は、232.655mphを記録。今週初の233mph超えとなるフェリックス・ローゼンクヴィストに続く上位グループに入り、予選シミュレーションでも高い競争力を示した。

朝の雨によって走行開始は約2時間遅れたが、インディカー側が走行時間を延長したことで、各チームは予選仕様の高ブーストセッティングを使った重要なデータ収集を進めた。

佐藤琢磨「車の出来は80%くらい」
佐藤琢磨はセッション後、予選へ向けた手応えを語った。

「インディ500プラクティス4日目、“ファストフライデー”が終わりました。ファストフライデーは予選ブーストを使う唯一の練習日なので、今日も100%みんな予選シミュレーションを行います」

「今日は明け方から午前中にかけて雨が降っていたので、プログラム自体は2時間遅れぐらいで始まったんですけど、それでも今もう午後7時10分なんですが、午後7時まで走らせてくれたので、やりたいプログラムは7割ぐらい終わったと思います」

「車の完成度としてはどうですかね。去年よりは確実に良いです。去年のファストフライデーでは4周連続で走れなかったので、今日はしっかり走れたことと、車も確認できました。車の出来は80%ぐらいですかね」

「それでもかなり良いところにいると思いますし、ノートウのスピードも今ちょっと情報が混ざっていて分からないんだけど、トップ5にはいると思います」

「明日の涼しい予選、それから日曜日はものすごく暑くなる予選になるので、すごく難しい予選になると思いますけども、精一杯頑張ってフロントローを目指していきたいと思います」

ローゼンクヴィストが233mph突破
この日のトップタイムは、メイヤー・シャンク・レーシングのフェリックス・ローゼンクヴィストが記録した233.372mphだった。

ローゼンクヴィストは、序盤は苦戦していたと明かしながらも、セッション中の改善によって大きくスピードを伸ばせたと振り返った。

「正直に言うと、僕たちはかなり遅いスタートだった」

「そこから抜け出せるのは少し珍しいことだ。最初の走行は230mph台前半くらいだったと思う。そこから基本的に3mphを見つけた。かなりクールだった。マシンの感触はかなり良かった」

「そういうことは時々起こる。少しスピードを見つけると、そこから流れが出てくる。バランスは本当に良かった」

2016年インディ500勝者のアレクサンダー・ロッシが232.932mphで2番手、2024年ポールシッターのスコット・マクラフリンが232.674mphで3番手に続いた。

1番手 フェリックス・ローゼンクヴィスト(233.372mph)
2番手 アレクサンダー・ロッシ(232.932mph)
3番手 スコット・マクラフリン(232.674mph)
4番手 佐藤琢磨(232.655mph)
5番手 マーカス・エリクソン(232.622mph)
6番手 アレックス・パロウ(232.532mph)
7番手 エド・カーペンター(232.470mph)
8番手 パト・オワード(232.427mph)
9番手 リナス・ヴィーケイ(232.417mph)
10番手 ノーラン・シーゲル(232.416mph)
11番手 クリスチャン・ラスムッセン(232.397mph)
12番手 スコット・ディクソン(232.286mph)
13番手 コナー・デイリー(232.202mph)
14番手 ウィル・パワー(232.173mph)
15番手 ジャック・ハーベイ(232.124mph)
16番手 デビッド・マルーカス(232.110mph)
17番手 カイオ・コレット(232.026mph)
18番手 サンティーノ・フェルッチ(231.997mph)
19番手 クリスチャン・ルンガー(231.936mph)
20番手 ジョセフ・ニューガーデン(231.848mph)
21番手 マーカス・アームストロング(231.835mph)
22番手 エリオ・カストロネベス(231.786mph)
23番手 カイル・カークウッド(231.713mph)
24番手 ルイス・フォスター(231.707mph)
25番手 ジェイコブ・アベル(231.667mph)
26番手 グラハム・レイホール(231.627mph)
27番手 スティング・レイ・ロブ(231.621mph)
28番手 キフィン・シンプソン(231.445mph)
29番手 デニス・ハウガー(231.231mph)
30番手 ロマン・グロージャン(231.160mph)
31番手 ライアン・ハンター-レイ(231.067mph)
32番手 ミック・シューマッハ(230.749mph)
33番手 キャサリン・レッグ(229.357mph)

ローゼンクヴィストは4周平均の予選シミュレーションでも最速を記録。一方、佐藤琢磨もノートウ速度でトップ5圏内に入っているとみられ、予選でのフロントロー争いに期待が高まっている。

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カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー