佐藤琢磨、開幕戦アラバマは13位完走「少し残念な結果」/ インディカー
佐藤琢磨は、2021年のインディカー・シリーズ開幕戦アラバマの決勝レースを13位で終えた。
佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、2019年のHondaインディー・グランプリ・オブ・アラバマのウイナーだが、今回はマシンセッティングが思うように進められず予選結果は19位だった。それでも得意のスタートでポジションを上げると、直後に発生した多重アクシデントもくぐり抜けてさらにポジションアップを果たした。
プラクティス、予選よりもマシンのハンドリングはよくなっており、佐藤琢磨はトップ10フィニッシュも可能な位置まで順位を上げた。しかし、不運なことにピットとマシンをつなぐテレメトリーシステムがスタート直後からトラブルに見舞われ、燃費の正確な把握が難しかったことから3ストップ作戦を選択してゴールを目指すこととなった。
序盤にフルコースコーションが重なった今回のレースは、2ストップ作戦が有利な展開となった。佐藤琢磨は今週末でベストのハンドリングとなったマシンで、ライバルたちと激しく競い合うレースを90周に渡って続け、スタートから6つポジションを上げた13位でゴールした。
佐藤琢磨
「2021年最初のレースを13位で完走しました。大きなアクシデントが起きたあとも、うまく切り抜けて懸命に戦ったことを考えれば少し残念な結果だったといえます。スタートは完璧に決めることができて、12番手まで追い上げましたが、スタート直後の多重事故が引き金となってイエローが提示されたため、2ストップ作戦を選んだドライバーたちが大きく順位を上げる一方、3ストップ作戦の自分たちは苦戦を強いられました。パジェノーやスコット(マクラフリン)とはスティントを通じて好バトルを繰り広げたほか、たくさんのオーバーテイクを演じることができ、トップ10にあと少しのところまで行けたので、順位には少し悔しい気分です。週末を通じてパフォーマンスが不足しており、19番手からのスタートを強いられることになりましたが、できれば今回の問題を解決し、次の市街地レースに臨むつもりです。今回はタフなレースでしたが、決して悪い週末ではありませんでした。第2戦ではきっと良いレースができると思います。」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー
佐藤琢磨(Rahal Letterman Lanigan Racing)は、2019年のHondaインディー・グランプリ・オブ・アラバマのウイナーだが、今回はマシンセッティングが思うように進められず予選結果は19位だった。それでも得意のスタートでポジションを上げると、直後に発生した多重アクシデントもくぐり抜けてさらにポジションアップを果たした。
プラクティス、予選よりもマシンのハンドリングはよくなっており、佐藤琢磨はトップ10フィニッシュも可能な位置まで順位を上げた。しかし、不運なことにピットとマシンをつなぐテレメトリーシステムがスタート直後からトラブルに見舞われ、燃費の正確な把握が難しかったことから3ストップ作戦を選択してゴールを目指すこととなった。
序盤にフルコースコーションが重なった今回のレースは、2ストップ作戦が有利な展開となった。佐藤琢磨は今週末でベストのハンドリングとなったマシンで、ライバルたちと激しく競い合うレースを90周に渡って続け、スタートから6つポジションを上げた13位でゴールした。
佐藤琢磨
「2021年最初のレースを13位で完走しました。大きなアクシデントが起きたあとも、うまく切り抜けて懸命に戦ったことを考えれば少し残念な結果だったといえます。スタートは完璧に決めることができて、12番手まで追い上げましたが、スタート直後の多重事故が引き金となってイエローが提示されたため、2ストップ作戦を選んだドライバーたちが大きく順位を上げる一方、3ストップ作戦の自分たちは苦戦を強いられました。パジェノーやスコット(マクラフリン)とはスティントを通じて好バトルを繰り広げたほか、たくさんのオーバーテイクを演じることができ、トップ10にあと少しのところまで行けたので、順位には少し悔しい気分です。週末を通じてパフォーマンスが不足しており、19番手からのスタートを強いられることになりましたが、できれば今回の問題を解決し、次の市街地レースに臨むつもりです。今回はタフなレースでしたが、決して悪い週末ではありませんでした。第2戦ではきっと良いレースができると思います。」
カテゴリー: F1 / 佐藤琢磨 / インディカー